諦めない力―フィギュアスケートから教えられたこと

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諦めない力―フィギュアスケートから教えられたこと

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594079246
  • NDC分類 784.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

浅田真央、小塚崇彦、安藤美姫、村主章枝、佐藤有香らトップ選手を育ててきた
名伯楽・佐藤信夫。コーチ生活50年となる著者が、自身の65年にわたる
スケート人生を振り返り、さまざまな出会いから導かれた教えを伝え残します。
あまたの正念場での決断、粘り……初めて明かされる秘蔵エピソードが満載です。

(目次より)
はじめに

◆第1章 スケートとの出会い
パラパラ写真で学んだジャンプ技術/人一倍不器用な選手/初めての海外がオリンピック/
最初の“刷りこみ”が大事/エッジ研ぎは自分の手で/目の前で見た世界初の3回転ルッツ

◆第2章 世界で戦うための挑戦
サラリーマンスケーターの生活/10日サイクルの発見/2人の信夫の会話/
初めて決めた3回転サルコウ/アウトドア最後のコンパルソリー/ジョストさんとの邂逅

◆第3章 日本フィギュアスケート界初の銅メダル
初めての生徒、大川久美子/アメリカでのコーチ修業/2人目の生徒、小塚嗣彦/
北米流とヨーロッパ流の狭間で/練習量がもたらした佐野稔の銅メダル

◆第4章 どんなときも生徒を守る
アイスショーの立ち上げ/松村充・痛み止め事件/松村充・発熱事件/
スケートに飢えていた有香/リレハンメルでのハプニング/有香、世界選手権で優勝

◆第5章 コーチの生活とはどういうものか
朝5時半から夜10時までリンクに/始める年齢は早ければ早いほどいい/
氷と遊びながら感覚を植え付ける/親御さんの協力が不可欠/どういう子が向いているか/
誰に対してもベストを尽くす/ときには爆発することも/スランプにはどう向き合うか/
選手の好不調をつねに観察する/コーチになった教え子たち/
久美子との二人三脚/理想のスケート

◆第6章 挑戦させるとき・させないとき
コンパルソリーが廃止に/ギネスに載ったスピナー、ルシンダ・ルー/
スケーティングから始めた村主章枝/滑走直前までジャンプ構成で口論/
いつ挑戦させるか/故障中にどう調整するか/
安藤美姫に勧めた4回転サルコウ/物理とスケート/
村主、荒川、安藤が同じリンクに/オリンピックの“魔物”はプレッシャー

◆第7章 努力はときに想像を超える
努力の人、中野友加里/子どものころから知っている小塚崇彦/
トラブルを乗り越えた2011年世界選手権/最後は教える側と教わる側の人間関係/
僕も浅田真央も諦めなかった/「明日また頑張ろう」の精神で/
実を結んだルッツ修正/素で見ていたソチのフリー

あとがきにかえて




佐藤 信夫[サトウノブオ]
著・文・その他

内容説明

浅田真央、小塚崇彦、安藤美姫、村主章枝、佐藤有香…etc.を育てた名伯楽が語る、スケートとコーチングの極意。秘蔵エピソードが満載!

目次

第1章 スケートとの出会い
第2章 世界で戦うための挑戦
第3章 日本フィギュアスケート界初の銅メダル
第4章 どんなときも選手を守る
第5章 コーチの生活とはどういうものか
第6章 挑戦させるとき・させないとき
第7章 努力はときに想像を超える

著者等紹介

佐藤信夫[サトウノブオ]
1942年1月3日生まれ。1960年スコーバレー五輪、1964年インスブルック五輪の男子シングル日本代表。1965年世界選手権4位。全日本選手権を1957年から1966年まで10年連続で優勝。コーチとしては佐野稔、松村充、佐藤有香、村主章枝、安藤美姫、中野友加里、小塚崇彦、浅田真央らを指導。2010年に世界フィギュアスケート殿堂入り。KOS´E新横浜スケートセンターを拠点に指導をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ブルーベリー※更新は控えめです

18
今のフィギュアスケート選手の人も練習場所がなくて苦労してると聞いたけど。。佐藤コーチの頃はもっと大変な状況やったとは知らなかった。佐藤コーチの選手時代の苦労と経験が今の選手の育成に活かされている。基礎を大切にする方というのが印象的。小塚選手の滑りや浅田選手のジャンプの入り方を矯正したり、本当に素晴らしいコーチとしか言いようがない方です。2021/01/30

退院した雨巫女。

9
《私-図書館》コーチ生活50年、スケート人生65年はすごい。浅田真央等有名なフィギュアスケートの選手をいっぱい育てられ、フィギュアスケートの秘蔵エピソード面白かった。2018/06/19

miwapicco

9
とても品の良い語り口、真央ちゃんのくだりはどーーーうしても泣けてしまう!! ああ、これで終わるのねーー、と涙しながら読了。 どんな生徒にも初めから全力、特に初めての時は全身全霊、選手のために何が出来るか、、、と裏方、そして先人としての大切なエッセンスがぎゅうっと詰まって、改めて信夫先生大好き? ゆかりんを大切にしてる所もとっても大好き。2018/05/13

りほ

5
浅田真央さんの最後のコーチ、佐藤信夫さんの本。とにかくロジックも文章もがすごくわかりやすくて読みやすい。教育書としても。印象通り、品が良くて優しく厳しく頭もよくてお茶目な方。印象的なのはロジック。今の選手が高難度ジャンプが跳べるのは、最初から跳ぶための理論に基づいて練習しているから。バンクーバーで1種類だった4回転がソチでは予想通り2種類になった。今ではネイサン・チェンは5種類。伊藤みどりは別格すぎる。先人がすごく苦労して今のフィギュアを築いたことがよくわかります。良書。2018/03/17

べる

3
今、世界のトップクラスに日本がいるのは、信夫先生達が地道の頑張ってきたから、今、小学生がトリプルをとべるのは、信夫先生達がパラパラで分解して研究したから・・と思うと感慨深い。2018/07/25

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