ハーバードで喝采された日本の「強み」

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ハーバードで喝采された日本の「強み」

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594076665
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

二極対立思考法、ハーバード流交渉術、人種問題、LGBT問題……
東大首席元財務官僚が学んだ、ハーバード白熱教室の実態!

2015年夏から1年間、ハーバード・ロースクールに留学した著者。
本書では、実際に学んだハーバードの授業のエッセンスを紹介しながら、アメリカという国が抱える根深い問題も明らかにしていきます。
なぜトランプ大統領は選ばれたのか? そして混迷する国際社会の中で、日本が持つ「強み」とは?
これからの時代を生き抜くうえでの知見とヒントをくれる、必読の書です。

――まえがきより――
2016年春のその日、私は、ハーバードの教室で、クラスメイトからの盛大な拍手に包まれていた。世界の秀才が集まるハーバードで、私は日本の文化について発表した。そして、クラス中から、日本文化の先進性について惜しみない称賛を受けたのだ。
確かに、アメリカという国は素晴らしい。大統領選で象徴的だったように、共和党と民主党の二大政党制は、対立軸を分かりやすく際立たせる。けれど、それは同時にアメリカという国が抱える限界でもある。そして、私のプレゼンテーションが喝采を浴びたのは、日本文化の中に、この限界を超える可能性が隠されているからだ。
そう、ハーバードで学んだのは、日本こそが世界の最先端ではないかということだった。



山口 真由[ヤマグチマユ]
1983年、札幌市生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験、国家公務員?種に合格。全科目「優」の成績で2006年に首席卒業。財務省勤務を経て、弁護士として活動したのち、2015年夏からハーバード大学ロースクールに留学。2016年に卒業し、帰国。著書に『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。』『成功したければ日本型エリート思考』(扶桑社)などがある。

内容説明

東大首席元財務官僚が学んだハーバード白熱教室の実態!トランプ大統領を生んだアメリカという国の二極対立思考法、ハーバード流交渉術、LGBT問題、人種問題etc.

目次

第1章 私を白熱させたハーバードの授業
第2章 ハーバードで受けた洗礼
第3章 トランプ大統領を誕生させたアメリカ社会の二極対立
第4章 ハーバードで喝采された日本の「強み」

著者等紹介

山口真由[ヤマグチマユ]
1983年、札幌市生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験、国家公務員1種に合格。全科目「優」の成績で2006年に首席卒業。財務省勤務を経て、弁護士として活動したのち、2015年夏からハーバード大学ロースクールに留学。2016年に卒業し、帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおき

3
めちゃ面白かったです!ビジネス論というよりは文化論。学生に読んで欲しい。アメリカにはコンサバとリベラル、黒人と白人という二極の対立がある。ゆえに様々な問題において、グレーゾーンが許されず、責任は個人に収束する。日本はグレーな部分を残す。問題を社会で持ち合う。そこに対立で行き詰まるアメリカの打開策になるのではないか、と作者は考えたらしい。これがタイトルのエピソードだが、他にもアメリカ人の思考を理解するに役立つ話があって目からウロコ落としながら読みました。あと作者自身の内面の話も赤裸々に書いてて好感。2020/08/28

さーふアザラシ

2
人種のるツボでアジア人、黒人、白人などなど出会ったことを書いている。コンサバとリベラルのあらそいがある。アジア人は黒人より人権が脅かされている。良くも悪くも日本の思考は世界でつうようする考えかただ。星42019/06/27

kokeko

2
ハーバードで受けたショックな経験を赤裸々に告白している前半、逆境にいる人へのエールとも取れて好感度が上がった。アメリカが取る二極対立による社会問題も、連邦最高裁判事と政党の関係も、現地の経験談が交じって面白かった。でもでも、最終章にがっかり。曖昧調和の美化のツケが女性や弱者に回っている現実は?調和のプレッシャーや負の側面を飛ばしていないか。働きすぎが生まれる土壌はどうなのか。男性中心のエリート社会しか知らないのではないかと、残念な気持ちで読み終えた。2018/11/17

seiji

1
日本の文化がますます好きになりました。2017/04/28

むっくん

0
ややななめ読み。 著者がハーバードで学んだ、感じた事の記録という表現の方が近いかな。 日米の比較文化論の入門として読めるかもしれないと感じた。2017/03/14

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