乱談のセレンディピティ―新しいものが発見できる雑談術

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  • サイズ B40判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594074968
  • NDC分類 809.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「話すより、読むほうが高級であり、書くのはもっとも高度の知的活動であるように考えるのは近代の迷信である」

201万部突破!『思考の整理学』おしゃべり版!
「知の巨星」が導く、誰もができる創造力の原点!

《知の探究者に大反響!『乱読のセレンディピティ』待望の続編!》
 話すことは、読むことより容易であるように考えるのも、教育のつくり上げた迷信である。何でも話せるわけではないが、文章にするよりはるかに多くの深いことを伝えることができる。もちろん、愚にもつかぬ?おしゃべり?が多いけれども、本当の心は、文字ではなく、声のことばにあらわれる、ということを理解するのは、いわゆる教養以上の知性を必要とする。――本書より



【目次】
序章 目の思考・耳の思考
1  乱談
2  セレンディピティ
3  乱読のセレンディピティ
4  談笑の妙
5  三人会
6  月光会
7  文殊の知恵
8  脱線
9  呉越同舟
10  ブレイン・ストーミング
11  専門を超える
12  触発
13  競争
14  乱調
15  自家争鳴
16  日本語・立つか寝るか
17  不乱
18  談吟行
19 ?よく学びよく遊べ?
20  第四人称
21  第五人称


外山 滋比古[トヤマ シゲヒコ]
【著者プロフィール】外山滋比古(とやま・しげひこ)1923年、愛知県生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。東京文理科大学英文科卒業。雑誌『英語青年』編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を経て、現在に至る。文学博士。英文学のみならず、思考、日本語論などさまざまな分野で創造的な仕事を続け、その存在は、「知の巨人」と称される。著書は、およそ30年にわたりベストセラーとして読み継がれている『思考の整理学』(筑摩書房)をはじめ、『知的創造のヒント』(同社)、『日本語の論理』(中央公論新社)など多数ある。前著『乱読のセレンディピティ』(小社刊)は、多くの知の探究者に支持される。

内容説明

知の探究者に大反響!『乱読のセレンディピティ』待望の続編!話すことは、読むことより容易であるように考えるのも、教育のつくり上げた迷信である。何でも話せるわけではないが、文章にするよりはるかに多くの深いことを伝えることができる。もちろん、愚にもつかぬ“おしゃべり”が多いけれども、本当の心は、文字ではなく、声のことばにあらわれる、ということを理解するのは、いわゆる教養以上の知性を必要とする。

目次

目の思考・耳の思考
乱談
セレンディピティ
乱読のセレンディピティ
談笑の妙
三人会
月光会
文殊の知恵
脱線
呉越同舟〔ほか〕

著者等紹介

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年、愛知県生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。東京文理科大学英文科卒業。雑誌『英語青年』編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を経て、現在に至る。文学博士。英文学のみならず、思考、日本語論などさまざまな分野で創造的な仕事を続け、その存在は、「知の巨人」と称される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホッパー

43
三人以上で話せば、新しい考えが生まれる。ということが書かれている。面白い人を集めて議論してみたくなった。2020/08/16

チャッピー

28
書評で読んだ「乱読のセレンディピティ」を借りたつもりだったが、思ってた内容と違うなぁとよく見たら1文字違っていた。専門分野の違う3人以上の雑談からとても良い思いつきが生まれることがある…なるほどなと思う内容だった。2020/09/19

ラッコ

12
大好きな図書館の職員さんが「だいすきなのは、おしゃべりすること、たべること、ぐりぐらぐりぐら」って言ってて、実際絵本にもそう書いてあるんだって思ってました。そういえば最近、仕事関係の人としか話してないなー。なんだか無性にどうでもいい事を立場を気にせずおしゃべりしたくなりました!2016/11/24

てん

11
無性に人と話したくなる本で、間違ってるとか正しいとかじゃなくて、楽しいかどうかなんじゃないかなって思う本。悪魔の言語のくだりは吹いた。第5人称ってのは考えてなかった。アウトサイダに凌駕されるってのもなんかよかった。面白いと思える外国文学はあると思う。ランダムな人集まる会っていいな。2016/12/15

FuSa

10
色々な人が集まったおしゃべりから偶発的にアイディアや発見が生まれるのだ、ということらしい。『乱読のセレンディピティ』でたしかあとがきに本書でフューチャーされている3人の勉強会のようなおしゃべり会のようなことが書かれてたように記憶してます。乱読より乱談のほうが新しい発見やアイディアには優れているというけど、そもそも我々一般人は乱までいかなくとも本を読んで知識を得てからでないとそんなレベル高い乱談はできないよなぁなんて思ったり。にしても、まだまだ探求意欲バリバリ現役の外山先生、恐れ入ります。2017/04/30

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