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内容説明
アフリカ16か国で少数部族を撮り続けた“裸の美人フォトグラファー”ヨシダナギの全記録。
目次
エチオピア1―2009年11月→
マリ―2010年9月→
ブルキナファソ―2010年10月→
ジブチ―2011年5月→
エチオピア2―2011年5月→
スーダン―2011年9月→
ウガンダ―2011年10月→
ガーナ―2011年11月→
カメルーン―2012年11月→
チャド―2012年12月→
ナミビア―2013年10月→
タンザニア―2014年4月→
著者等紹介
ヨシダナギ[ヨシダナギ]
1986年生まれのフォトグラファー。2009年より単身でアフリカに渡り、憧れの彼らの写真を撮りはじめる。2014年にはインド北部のナガ・サドゥ“Shiva Raj Giri”に弟子入りする。現在はフォトグラファーとしてアフリカや途上国の秘境や僻地で写真を撮りながら、“アフリカ人の美しさ”や“アフリカの面白さ”を伝える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
308
著者のヨシダナギはフォトグラファー。2009年から2014年にかけて踏破したアフリカ11か国の取材記。すべて単独行のようだが、それぞれに現地ガイドがついている。それにしても冒険ではあっただろう。あの広大なアフリカをアフリカという一言で語るなと著者は言う。その通りだろう。行ったこともないのに危険だと言うなーこれもその通りだろう。ただし、ことさらに偽悪的な文体はマイナスの効果しか生まないのではないかと思う。また、写真は貴重なもの(笑うヒンバ族)もあるのだろうが、写真としてのインパクトはそれほど強くは感じない。2024/06/29
kinkin
85
フォトグラファーである著者のアフリカ旅行記。タイトルからは裸のままアフリカ旅するイメージがあるがずっとではない(笑)一部の国それもある部族と仲良くしたいがための手段のひとつである。内容はなかなかおもしろかった。12カ国それぞれの情勢もふまえて書かれていたがよくありがちな深刻さはほとんど書かれていない。むしろ明るい。旅というものはその国に対する気持ちひとつで見方がずいぶん変わるものだ。とはいえ危ないところはやっぱり危なそうだ。書かれていること以外の苦労はかなりあったと思う。図書館本。2017/04/04
どんぐり
71
アフリカの地で自ら裸になってヒンバ族と一緒に写るカバー写真の一枚。これは、ヨシダナギの2009年から2014年にわたって訪れたアフリカ11か国の旅の記録だ。小さい頃からアフリカ人の黒い肌に憧れ、その夢をかなえるために訪れたアフリカで少数民族と出会い、いまではアフリカのみならずアマゾンなど世界各地で少数民族を撮影するフォトグラファー。パンツを脱ぐ日本人女性にも驚くが、ゴキブリ部屋や動く便器も出てくるいくつかの旅のエピソードは笑いを誘う。2019/02/12
つねじろう
55
ほらこんなおとぎ話ってあるよね、幼い頃信じてた事や憧れてた物を大切にしまっといて大人になってもそれを忘れず、その世界に飛び込んだら困難はあるけどやっぱり宝物でしたみたいな。そんな話が現実にもあるんだという世界まるごと不思議発見的なノンフィクション。相方からは「裸の美人フォトグラファー」てのに惹かれたでしょ?って焼餅半分言われて否定は出来ない自分は居たりするけど彼女ヨシダナギのストレートな情熱は凄い。本当の裸一貫的な行動と居直り感は頭が下がりまくる。人と人との交わりの原点すら感じた。一読あるべしの本でした。2016/06/19
くろにゃんこ
43
写真集の次はアフリカへの旅のエッセイ。クールなイメージがあったのですが大胆で真っ直ぐで、窮地に立つと泣き喚いたりとすごい人でした。英語が全くできなくて単身アフリカとかものすごい行動力で、その積み重ねがあのような写真集となっているのね。写真展も行ってみたい~と思ったら、もう名古屋にいってしまったのか、残念!!2020/11/04