内容説明
調査チームは南極の地下深くにあるアルファ基地を発ち、その最深部へと探索に出る。厄介な地形、未知の生物との遭遇、チームの不和…種々の困難と闘いながら探検は続く。一方その頃、アルファ基地は何者かの襲撃を受ける。基地にはアシュリーの一人息子ジェイソンが残っていた…。やがて、調査の背後に蠢く陰謀が姿を見せ、地下洞窟の真相が浮かび上がる。そしてアシュリーたちが出会ったものとは?大胆奇抜なイマジネーションと豊かな科学知識が綾なすロリンズ劇場、その高らかな開幕!
著者等紹介
ロリンズ,ジェームズ[ロリンズ,ジェームズ] [Rollins,James]
1961年イリノイ州生れ。ミズーリ大学で獣医学の博士号を取得後、カリフォルニア州サクラメントに移り開業。1998年頃から執筆活動を始め、1999年に『地底世界―サブテラニアン』を発表
遠藤宏昭[エンドウヒロアキ]
1952年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒、ブリティッシュ・コロンビア大学大学院修士修了。専攻は言語教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
140
あとがきを読んでみたらこれが最初の作品なのだそうですね。いまの活躍を考えるとうなずけますが、大舞台で世界を駆けまわっていくのが本当に好きですね。しかも最後はお決まりのハッピーエンドです。安心して読める作家ですね。かたい本ばかりだとストレスがたまるので時たまこのような本で発散しています。2016/11/04
absinthe
67
読了。完全に空想の世界になってしまった。まだ、作家なりたて?獣医さんの仕事と作家の両立を図っていた頃なのだろうか。この嘘の世界を信じ込ませるには一歩力が足りなかったか。ツッコミどころは少なくないが最後まで惹きつける力量があるのはさすが。手に汗握る展開が最後まで楽しめた。absintheの大好きな作家さん。2016/05/18
goro@the_booby
58
無事生還いたしましたが、南極大陸の地底世界の上も下も危機また危機、手に汗握る一気呵成の下巻でありました。王道の展開で犠牲となり倒れて行く仲間たちに本性を現す裏切り者。最後は折角、通じ合えたと思ったのにアイツまで…泣けてくるぜ。風呂敷は大きければ大きいほどまとめるのが大変だけどロリンズは職人だわ。次に読もうか?シグマフォースシリーズかな。2018/06/15
キムチ
45
Σフォースに至る足掛かり作品だったんだ。シリーズとしてはお馴染みになった複数のチームが同時展開で地球(若しくは地下)の各地で恋愛も交えて怪物?巨悪?陰謀と戦うスタイルができている。「行方不明となった身内が原住民と共に暮らしており、水先案内人となり通訳も」というのは良くあるパターン。リンダVSカリド、ベンジャミン&アシュリ―の匍匐進行はくどすぎると言えなくもないけど、初期作品と思えば解りやすいのかも。2冊はだるいけど、まぁ、ご愛敬で。でアシュリ-の子供ってどんなんが生まれるのか?!って疑問。2017/02/15
あっちゃん
33
途中、コレちゃんと最後には収拾つくんだよね?と不安になるほど、あっちもこっちもバタバタっていう感じ(笑)ラストは案の定、駆け足的でしたが、子供の頃のドキドキ感を思い出しました!2016/06/23
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