さよなら小沢健二―1994‐2015樋口毅宏サブカルコラム全集

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594073985
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0095

目次

小沢健二編
音楽編
『週刊SPA!』
ブックページ
『週刊プレイボーイ』映画評
映画評
その他

著者等紹介

樋口毅宏[ヒグチタケヒロ]
1971年、東京都豊島区雑司ヶ谷生まれ。エロ本出版社から強制追放を経て、2009年に『さらば雑司ヶ谷』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

72
樋口毅宏は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。著者が何でこんなに小沢健二に拘っているのかは理解し難いですが、かなりオザケンに対し愛憎の念を抱いているようです。著者が映画評を書いている作品をほとんど観ていないのは残念ですが、樋口毅宏の趣味嗜好での共通点(江口寿史、井上陽水、シド・ヴィシャス他)も見い出し親近感がわきました。ただ図書館論争に関しては、全く逆の意見です。私の場合は、結構住民税を負担しているので、タダではないと考えているのと、図書館のおかげ部数が出て、読者を増やしている作家も多いと思います。2016/02/17

山田太郎

57
なんでそんなに小沢健二の評価が高いのかよくわからんのですが、あの雑司ヶ谷のヨタ話はギャグかと思ってたんだけど、そうじゃないのかな。素直じゃないのがロッキングオンの読者かと思ってたけど、それは増井前の読者で山崎以降になるとそうじゃないのかな。図書館問題いいたいことは十分わかるけど、結婚して子供もできると若い時みたいにお金ないから、図書館とかブックオフになるし。東野さんも読んでくれた人がファンじゃなくて買ってくれた人がファンだとかなんとか書いてたな。2016/06/15

古古古古古米そっくりおじさん・寺

56
ああ…これは買うべきだ。樋口毅宏が書いた音楽、本、映画にまつわる文集。樋口毅宏の小説は、暴力的なものが苦手な私が面白く読む数少ないものだ。それはいっそカタルシスを感じるほどの悪辣なシーンの魅力以上に、そのペダンチックなサブカルチャーの知識の魅力が大である。一読、すごいなぁ…という馬鹿みたいな嘆息しかない。該博。樋口毅宏は私の2歳上。同世代だから余計にそう思う。あらゆる知識の圧倒的なボリューム。洋楽邦楽文学漫画洋画邦画テレビプロレス。古くさい言い方だが、学校が教えてくれない事の教科書だ。お薦めです。2016/01/26

ばんだねいっぺい

30
 思っているところが書かれてあって、この正直さのようなものが、いいよなぁと思った。小沢健二の曲では「それはちょっと」が笑えて好きなのだが、それをパロっててじんわり来た。2017/07/08

林 一歩

27
同年代の、私と似たような嗜好を持った厨二病を患っている40男の雑文集。あとがきにて小沢健二をディスっているが、好きな女の子を苛めることでしか愛情を表現できない小学生レベルで正直見苦しいっす。それが東京育ちのスノッブなのかしら。地方育ちのあたしには理解できません。2016/05/05

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