内容説明
ミステリー界の巨匠が贈るイラスト・クイズ第3弾!今回は、奇妙な事件に出くわしては名探偵よろしく見事な推理を披露するジュリアス・クワッカリーなる人物の体験談がクイズになっています。まずは問題文を読み、事件の状況を把握しましょう。そして犯行現場を描いたイラストをじっくりと観察する。あとは気がついたことを頭に留め、質問に答えていけば、おのずと事件の真相へと至るはずです。さあ、ジュリアスに負けないよう、目玉を磨き、頭を絞って推理してください。これであなたも名探偵の仲間入りです!
目次
紙人形
回転木馬とフライパン
月光とアップルソース
カヌー・レースと二十五セント
雪の上の足跡
小切手に小細工
執念深い指揮者
ジュリアスとジョリー船
火事と金庫と銃弾と
ありえない話〔ほか〕
著者等紹介
トリート,ローレンス[トリート,ローレンス] [Treat,Lawrence]
1903年ニューヨーク生まれ。弁護士となるが、パリに移り、執筆活動をはじめる。絵解きパズルも、このころから手がけた。「警察小説の父」と称され、45年にはアメリカ探偵作家クラブ(MWA)の創設に貢献。エドガー賞を3度受賞。1998年死去
矢口誠[ヤグチマコト]
1962年生まれ。慶応大学文学部卒、出版社勤務を経て、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あまね
2
謎解きというよりアメリカンジョークを楽しむ気持ちで読めばまったくつまらなくはないと言えなくもないと思う。ただしセンスは30年くらい古い。2023/08/11
mercury
1
わかりやすくて面白い。イラストのあとにいくつか質問があり、それがヒントになっている。でも、馴染みがなくてよくわからないものもある。小切手とか。2015/11/24
misa
0
これなら私でも解ける!問題によってはイラストが分かりづらいのもありますが…。2016/07/24
AQL
0
久しぶりに○分間ミステリーっぽい本を読みたいと考えていたところにズバリそのものを見つけたので読了。期待通りゴフンカンミステリー略してゴミステの名に恥じぬ酷さ。状況説明で「犯人は○○か××のどちらか。証拠品の指紋を調べた結果、警部は××を逮捕した」とあるのに出題が「犯人は誰?」って。そこは「残っていた指紋はどちらのもの?」とか「この証拠品は本物?」とかじゃない?一事が万事この調子。いやあ酷い。2015/09/16
noli
0
読了。2015/07/21
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- 和書
- 軽薄 新潮文庫