内容説明
鷹狩り学校で働くオドワイヤー家の長男コナーは、森の中で悪の妖術師キャヴァンと遭遇し、襲われていた少年を助ける。その子どもこそ、コナーの先祖ソーカの息子エイモンが次元のはざまに落とされ現代に現れたものだった。一方、コナーの幼なじみミーラは、優しくてハンサムなコナーに対して淡い恋心を抱きながら、彼に心を動かされないよう自分を戒めてきた。しかしキャヴァンとの本格的な戦いが迫る中、ふたりは急速に男女の関係を意識するようになり…愛と魔術の三部作、待望の第二弾!
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ] [Roberts,Nora]
1981年に『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするや、一躍ベストセラー作家となる。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では“イヴ&ローク”シリーズを発表。これまで刊行したタイトルは200点に達し、全世界で累計4億部を超える売上を記録。「ロマンスの女王」として今も世界中のファンを魅了している
鮎川由美[アユカワユミ]
英国ニューカッスル大学英語教育法修士課程修了。英語講師の仕事を経て翻訳の道に入る。ロマンス小説の翻訳を多数手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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cozy
9
三部作の2作目。1作目の時も思ったけど、タイトルは原題のままでよかった。2作目ってこんな風になるパターン多いよねと思いつつ・・・主役がコナーになってお相手がミーラ、そして解決するはずがないキャヴァンとの闘い(だって三部作だもん)・・・。次のブレナ&フィンのカップルと解決編に期待します。やっぱりロマンス小説ではなくて魔法ファンタジーでした。2016/04/24
しるるん
4
三部作の第2巻。どうやら毎巻ごとに主人公が変わるらしい。一巻では脇役だった人物の視点に変わるのでこれまた新鮮な気持ちになる。それにしてもあちらの会話は比喩やブラックジョークが多くて慣れるまでが大変。2018/08/21
rokoroko
4
オドワイヤー家のシリーズ2作目。ああまたやってしまった!ノーラの一冊は厚い。それなのに読んでしまって、失った読書時間を悔やむ。もう少し飛ばして読めば良かった。企画会議をして練って作った話なのかもしれないけれど、面白くない。ノーラ初期のころは登場人物も可愛くて良かったのに。でも3作目を読まないともやもやするように書かれている。魔法.愛・友情・信頼できるペット。料理。それだけで売れるのよね。2015/07/11
Queen•リビ
1
魔法の話しオドワイヤー家トリロジー二作目。コナーとミーラのお話でした。へーまぁそんな感じだよね、てなお話でしょうか。そして目的のために6人の絆が深まってきました。やはり次はフィンとブラナのお話ですが、私的にはこっちの方が読みたいです。2015/04/02