内容説明
ほのぼのファミリーを突然襲った父親の悪性腫瘍。お互いに支え合いながら病気と向き合う家族を明るく描く人気漫画家のコミック・エッセイ!
目次
1章 痛み
2章 悪性判明
3章 セカンドオピニオン
4章 謎の施療院
5章 抗がん剤治療
6章 消耗
7章 手術
8章 クロとら
9章 回復
10章 旅
著者等紹介
まきりえこ[マキリエコ]
漫画家、イラストレーター、ブロガー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
53
図書館本。予期していなかったことに漫画だったので驚いた。著者はイラストレーターで、それで漫画仕立てにしたのだろう。その夫が交通事故に遭って骨肉腫と判明する。治療、セカンドオピニオン、手術、家族のケア、治療費問題等が描かれる。骨肉腫という病気、治療法、要するお金のことなどについての重要な知識を得ることができた。ただ、漫画にしては少しわかりづらい箇所が多かった。もっと工夫がほしかった。2019/02/13
たまきら
41
えっ!?40歳で骨肉腫に?…青天の霹靂、な夫の難病発症。支える妻の孤独にストレス、お金の心配。よくここまでかくさずに書いてくれました。ちょっと(かなり)スペクトラムな夫さんを支えながら、笑いを大切に日々暮らされている姿に(今もお元気でありますように)と祈りながら読みました。心配になって検索したら、ニコニコされているご家族の写真があったので、勝手ながら寛解されたんだろうと信じることにしました。2023/10/05
糜竺(びじく)
40
夫は普通の会社員で、著者はイラストレーター、あと息子が一人のごく普通の家庭の生活をしていたのが、夫が骨肉腫になり生活が変わってしまうお話の内容でした。まず、私自身は今のところ、大病になった事はなく健康に暮らしてきましたが、あらためてそれはありがたい事なのだなと思いました。そして、著者は支える側なわけですが、その時の大変さや苦労や不安な気持ちなどもリアルに描かれていて勉強になりました。ガンだったり大病も自分や身近な所でいつ起きるとも限りません。あらためて、今の自分の恵まれた状況を再認識する事が出来ました。2019/01/16
鈴
27
働き盛りのお父さんが病気で倒れることほど、家族を不安にさせることはないだろう。著者の不安一杯の気持ちがこちらにも伝わってきた。しかし、これを読んでラストまでずっと気になって引きずっていたのが、旦那さんのダメっぷり。なんなのーこの超自己中男は。うちの旦那も多少かぶるとこあるけど、うちよりもさらに酷い。息子くん可哀想。2015/05/17
ゆあん
22
図書館にて。ほんとはもっともっと葛藤があったんだろうなぁ。そして病気を乗り越えることによって今まで見えなかったものが見えたのかな?とにもかくにもよかったと胸をなでおろしました。まきりえこがんばったなぁ!2015/08/19