内容説明
誰もが知るあの企業の「ビジネスの本質」を徹底分析!!スキームを分析すれば、その理由が見えてくる!“ニコニコを黒字化させた大学教授”の頭脳がはじき出す、これからの時代で「勝つ」ビジネスモデル―。
目次
第1章 ドコモが「世界で勝つ」ためのプラン
第2章 群雄割拠のモバイル世界市場
第3章 ITサービスの「ビジネススキーム」考察
第4章 崩壊の危機に瀕す日の丸家電メーカー
第5章 ビジネスプランの発想法
巻末対談 夏野剛×ひろゆき
著者等紹介
夏野剛[ナツノタケシ]
1965年生まれ。NTTドコモ在籍時に「iモード」や「iアプリ」「デコメ」「キッズケータイ」「おサイフケータイ」などの多くのサービスを立ち上げる。2008年にドコモ退社。現在は慶應義塾大学政策・メディア研究科の特別招聘教授を務める傍ら、上場企業6社の取締役を兼任する。2014年6月東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会参与へ就任し、さらに活躍の場を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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shellgai
2
いろいろなビジネスモデルの解説。面白いのは、筆者の実体験で、ドコモがクレジット事業を始めるためにJCBと提携しようとしたときのJCBから村の掟を破るようなことがあったら徹底的に潰しますと言われた話やゴールドカード会員向けの窓口を作ろうとしたら社内の販売部門からお客様はみな平等。そのような差別はできません。と言われた話。日本でイノベーションが起こりにくい理由がよくわかった気がした。2015/05/05
モビエイト
0
携帯からのビジネスモデルの解説。非常に面白く良かったです2015/10/12
hayataka
0
通信・Web・電機等、各企業・業界の現状と今後について、夏野さんの考察が述べられている。個人的にFirefox OSとTizenの比較は爽快だった。キャリアと電機メーカの人は少し覗いてみては?
js-fisherman
0
夏野さんの言うところの「当たり前の戦略」というのが日本企業は立てられてない、というのはおっしゃる通りかと感じた。が、なかなかこれができないのも事実。 結構凄い?提言や分析も色々とあり、興味深く読めました。 「対価を支払う人の立場に立つこと」「需要と供給を見極めること」「人材の適材適所を間違わないこと」。。。世の中にあるビジネスは実はシンプルな仕組みで成り立っている。2015/01/03
つがしゅん
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夏野さんのメルマガも購読しているが、併せて読むと、筆者の主張がより詳しく分かるのでオススメです。2014/12/20