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内容説明
LINE問題、校内イジメ、ツイッター炎上事件、はるかぜちゃん殺害予告、差別について…。9歳でツイッターを始めた彼女は、常に「正しさ」について考えずにはいられない。時には炎上にさらされながらも、ツイッター戦乙女はるかぜちゃんは、今日も言葉をつぶやき、投げかけ続ける。
目次
第1章 ツイッターのはるかぜちゃん(9歳でツイッターを始めました;都条例ぷんすか ほか)
第2章 過激になったネットの中傷(被害届を提出しました;なんで「あきらめろ」を押し付けるんですか? ほか)
第3章 差別の種(完全犯罪;そしてぼくは遺書を書きました ほか)
第4章 ぼくが未来に望むこと(いじめシェルターが欲しい;手のかからない生徒の心の摩耗 ほか)
著者等紹介
春名風花[ハルナフウカ]
通称はるかぜちゃん。0歳から芸能界で仕事をはじめ、数々の映画、ドラマ、バラエティ、教育番組等で活躍。4歳でブログを始める。9歳から“はるかぜちゃん”名義でツイッターを開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
18
★★学校でいじめをなくそう。そう言われると、今度はみんな自分のいじめを隠し始めるからよけい悪くなる。見えなくなるとどんどん深くなっていく。LINEは仲の良いもの同士、良好な関係を築こうとする人たちの間ではとても便利だ。それが、相手を傷つけたいと思った瞬間に気軽にいつでも使える残酷な凶器に変わる。LINEいじめには普通のいじめには必ずいる目撃者がどこにも存在しない。いじめだという証拠はいっさい漏れない。完全犯罪×密室殺人。おそろしいものだということを知ってもらいたい。せめてちいさな非常口があれば...。2015/03/12
あや
18
傷付いている人、傷付けている人、知りたい人、知りたくない人、興味のある人もない人も、いろんな人に読んでほしい。小さな小さなしこりでも構わない、きっと何かが変わるはず。2014/11/03
波多野七月
15
「こんな本があるよ」って、どこかの誰かに届けたい。今、この瞬間にも、傷ついている誰かに伝えたい。いじめや、ネットでの中傷や悪意、誰かが誰かを傷つけることのすべて。Twitterで17万人以上のフォロワーをかかえる、まだ中学生の「はるかぜちゃん」こと、春名風花さんが生み出した数々の言葉がここにあります。あきらめたくない。逃げたくない。そう呟く画面の向こうで、「どれだけの傷を抱えているんだろう」と苦しくなった。あとがきの、234ページ、最後の1行。どうか、はるかぜちゃんの夢が叶いますように(ω)2014/10/24
太田青磁
13
子どもとSNSとの付き合い方を考えようと家族で読む。3歳で携帯、9歳でツイッターを始めた筆者が体験を通して考えたことが等身大の文章から伝わってくる。LINEは楽しいと書く一方で、LINEいじめについても意見を述べ、ツイッターの自由さと同時に炎上にも触れている。対面でのコミュニケーションとひとりぼっちになる勇気は大事だと思う。2016/04/13
Pirocchi
9
素晴らしい一冊。考え抜かれた言葉たちの一方で、まだ完成されてない感性が醸す不思議な雰囲気が新鮮。どうしようもない老人もいれば素晴らしく考察する子どももいる。子役ならではの視点、いじめ、ツイッターの誹謗中傷や殺害予告、どの話ものめり込んで読んだ。
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