扶桑社新書<br> 狂暴国家 中国の正体

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扶桑社新書
狂暴国家 中国の正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594071196
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0295

内容説明

文化大革命中、虐殺されたモンゴル人“約10万人”。虐殺、レイプ、強制移住…日本を脅かす「民族絶滅」政策。中国籍を拒絶した亡国の知識人が警告する“待望の対中論”。

目次

序章 中共による少数民族大虐殺
第1章 「中国」という諸民族の牢獄
第2章 近隣諸国へ肥大化する中華ナショナリズム
第3章 シナの謀略「民族絶滅」
第4章 ユーラシア外交が日本を救う
第5章 日本が内モンゴルと同じ轍を踏まないために

著者等紹介

楊海英[ヨウカイエイ]
1964年、南モンゴルのオルドス高原生まれ。モンゴル名オーノス・チョクトの日本語訳は大野旭。静岡大学人文社会科学部教授。文化人類学専攻(博士・文学)。『墓標なき草原 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録上下』(岩波書店)で第14回司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

29
○漢民族の恐ろしさがひしひしと伝わります。長期的視点から民族の抹殺を図るようなレンジのあるものの考え方を日本は出来ない分、危機感をもって対応しなくてはいけないと思います。ただモンゴル人だけにややモンゴルの力を過大に捉えているような点もありました。2024/01/20

James Hayashi

23
日本在住モンゴル人文化人類学者による中国の怖さを知らしめるモノ。ここ数年ウイグル人への対応が海外で注目されているが、過去の歴史からもそれは明らか。チベットもモンゴルもそのような過去がある。いわんや文化大革命など漢人でさえ数百万人も殺害。一民族を消し去ることなど訳ない事。それは中共の意図することであり、我々は経済界のこととは別に対処していくべき。虐殺を行なっている国をサポートする必要性はない。 2021/03/30

ののまる

11
扇動的なタイトルは出版社の意向かなぁ、と思っていたら、中身のトーンもなかなかにそうだった…。これから日本はユーラシア重視の政策を、といっても今のロシアとトルコの関係をみてると難しそう。2015/12/05

酔うた

1
西から中国を見るとこんなに違うのかと考えさせられた。ウイグル・モンゴル・チベットの悲哀がひしひしと伝わった。 同じ轍を踏まないよう心して中国と付き合わなければいけない。中華思想(=華夷思想)とマルクス主義が結合し、このような魔性が生まれるとは・・・2019/06/27

ソノダケン

0
支那の肩を持つ気はさらさらないが、あまりのモンゴル中心主義に辟易。弾圧は気の毒だけど、それを制止するため日本の国益を賭けるかどうかは、また別の問題だ。平均的な日本人の知性を軽侮する記述も多々あり、朝青龍の佇まいにも似た独善性を感じた。2014/11/02

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