内容説明
考古学者ジャック率いるチームが、イスタンブール(コンスタンティノープル)沖で中世に造られた鎖を発見する。その頃、ジャックの旧友マリアがヘレフォード大聖堂で秘匿されていた中世の文書を見つけ出していた。この2つの発見がある推測を促す。「ヴァイキングがコンスタンティノープルからメノラー(燭台)を奪ったのではないか?」―メノラーはユダヤ戦争時にローマ軍が奪ったユダヤの至宝であり、現イスラエルのシンボルだ。そして、ナチスが探し求めた秘宝でもあった。歴史の闇に光を当てる冒険が始まる!
著者等紹介
ギビンズ,デイヴィッド[ギビンズ,デイヴィッド] [Gibbins,David]
1962年、カナダ生まれ。イギリスのブリストル大学を首席で卒業後、ケンブリッジ大学で考古学の博士号を取得。大学講師を務めながら、古代の沈没船の引き揚げ、調査に従事する。2005年、『アトランティスを探せ』で作家デビュー
遠藤宏昭[エンドウヒロアキ]
1952年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒、ブリティッシュ・コロンビア大学大学院修士修了。専攻は言語教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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