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内容説明
深刻な人身売買に立ち向かい、エイズ差別撲滅を支援し、囚人の健康を守る…。今日の開発援助の先駆けとして世界で高く評価されながら、日本人が知らない明治日本発の偉業。その100年の歴史の全貌を紹介した初めての本。
目次
第1章 挑戦(支援現場の今をたずねて;障がい児童とその家族のサマーキャンプ―EUとロシアの狭間ベラルーシ;人身売買問題に立ち向かう人々―バルト三国リトアニア ほか)
第2章 誕生(平時救護基金の源流をたずねて;明治の皇后と日本近代;災害救援の伝統と新しい支援のかたち ほか)
第3章 軌跡(悲しみと救済の百年史をたずねて;二つの大戦と平時救護の行方;基金の戦後と第三世界の出現 ほか)
著者等紹介
今泉宜子[イマイズミヨシコ]
昭和45年岩手県生まれ。明治神宮国際神道文化研究所主任研究員。東京大学教養学部比較日本文化論学科卒業。雑誌編集者を経て、國學院大學で神道学を専攻、平成12年より明治神宮に所属。平成19年、ロンドン大学SOAS博士課程修了。博士(学術)。平成21年9月より1年間、フランス国立社会科学高等研究院客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
ふむ2020/02/22
ぼちぼちいこか
1
タイトルに魅かれて読んでみたが、内容は赤十字社の「昭憲皇太后基金」の資金活動内容であった。赤十字と言っても宗教上から国によって赤新月となるとは知らなかった。「昭憲皇太后基金」の設立から現在まで続く援助活動を紹介している。明治のナイチンゲールについては会津の瓜生岩子ほか、山川操、大山捨松などを取り上げていたが、ホンの一部なので期待外れ。内容は殆ど赤十字社の活動が書かれている。バヌアツに対して暴言を吐いた作家にもよく読んで欲しい。2014/06/05
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