内容説明
水に触れると人は昏睡してしまう―謎の「新水化」現象により、人類は絶滅への道を緩やかに辿っていた。その事態の打開に選ばれたのは、「かみつき」だった。かつて人の形をしながら、人を襲い、咬み、食い、人々をパニックに陥れ、忽然と消えていった“変異体”たち。そんな、死なない「かみつき」に、人類再生の鍵が隠されていた。そして、捕獲者はいまだゼロ、生還率10%以下というこの危険な任務に就いた男がいた。自分の人生に絶望していた彼は、死に場所を探すようなつもりで探索を始める。しかしそんな彼の目の前に、「かみつき」は現れた…。SFなのか、ホラーなのか、それともこれは予言なのか。2014年度もっとも静かな衝撃を呼ぶ問題作が登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ayau
4
ラストの意味はわかったけれど、帯にあった「そのページ」が、自分の思っているのと合ってるかわからない〜気になる。私は結構淡々と読んでしまいました。2014/05/29
マツッシュ
2
主人公の行動が謎でした。SFは苦手で、今回もやっぱり理解できませんでした。2014/12/07
いまちゃん
2
久しぶりの新刊。ホラーのようなラブストーリーのような不思議な作品でした。内容は「死病が蔓延して人口が減った国で、人類を救う可能性がある「かみつき(ゾンビ)」を捕獲することになった男。女性のかみつきを捕獲した男はやがてかみつきに愛情に近い感情を抱くようになり逃避行を始める」って感じの内容なんですけど、結構淡々と物語が進んでいくのでダメな人も多そう。2014/04/18
rachel
1
前情報なしで図書館で見つけて借りてみる。大好きなコンビによる苦手なジャンルのゾンビもの。やはり苦手なので感情移入しにくく、淡々としたまま読み終えてしまった・・・2016/03/30
まみか
1
タイトルに引かれて借読 。ラブコメ???2015/08/02