内容説明
この人こそ、アルファ・メール、群れの最優位の男性、男の中の男だわ。研究だけの生活を送ってきたケイトリンは、調査標本として完璧な男性、ベイローヴィル市警察本部長代行のアレックス・クルーズをひと目見て興奮した。調査対象としての興味は彼が群れを守る本能をケイトリンにも発揮し始めたとたん、個人的な関心へと発展し、惹かれ合う気持ちにどう収まりをつけていいか二人が悩むうちに、アレックスの長年の仇敵を捕らえる機会が訪れ…大人気作家が贈る、官能と興奮のラブ・ロマンス！
著者等紹介
ライス，リサ・マリー［ライス，リサマリー］ ［Ｒｉｃｅ，Ｌｉｓａ Ｍａｒｉｅ］
１９５１年アメリカ生まれ。翻訳者、通訳を経て小説家に転身。官能に彩られたロマンティック・サスペンスを中心に旺盛な創作活動を展開。『真夜中の男』（扶桑社ロマンス）で２００４年のシズラー・アワードの最優秀ロマンティック・サスペンス賞を受賞
上中京［カミナカミヤコ］
関西学院大学文学部英文科卒業。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいまある
62
立て続けにリサマリ先生読んじゃいました。子供に内緒でロマンス小説。背が高くてマッチョなヒーローと、華奢で青い瞳のヒロイン。ヒーローは1日2回髭を剃るタイプで、二人は出会ったその日に恋に落ちてキスして、えーと、ここまでこの間読んだミッドナイトマンと一緒です。違うのはヒロインがドジっ子。そしてヒーローが肝心なところで優柔不断。今から歌わさないといけない犯罪者を簡単に撃っちゃって良かったのか。シンプルなストーリーでサクっと読めました。ヒーローの不器用さは可愛いけど若干尻すぼみ。レイの作戦だということは読めてたぜ2019/05/25
たまきら
28
この作者さんのテンプレートは別名で出版されていても一緒です。男子ベタ惚れ、避妊なし。事件部分は味付けなので解決していないからといって怒ってはいけない。男子が滅茶苦茶な一目惚れに気づいていないところを愛でるお話です。かわいいですよ。ブロッコリーのスープとエピローグで大笑い。2018/03/26
ち～
26
署員達から恐れられ、親しまれる超デキる男、警部補アレックスは恩ある先輩から「警察機構のウンチャラ…」の調査中の学者ケイトリンの世話を押し付けられる。凶悪犯の逮捕間近でピリピリしていたが、ケイトリンの野暮ったい外見に隠された魅力に気付いて一気に落ちる。治安の悪いホテルから自宅に移らせ、仕事は二の次に…。頭の中は彼女の事でいっぱい。家を出て行くケイトリンのアパート探しのくだりは、とんでもないグズグズ振り。互いの未来に、諦め自制するケイトリンと自信の持てないアレックスに焦れる！エピローグでの種明かしが良かった！2018/08/09
イヴ＠乗馬に夢中
21
ぐふふふ（笑）あー笑っちゃった。ヒロインが最高に興味深い設定です。警察機構専門家、（まだ学生さん？なのかな。）警察の歴史や機構を調べるヒロイン、ケイトリン。眼鏡、地味ちゃん、よくカバンやら何でもこぼす、おっちょこちょいw話す時につい他の事を考える。片や、アルファ・メールでベイローヴィル市警察本部長代行アレックス。二人が出会い、アレックスが見事にケイトリンにメロメロ溺れていくww様は読んでいて爽快、時にほっこり。エピが欲しかったけど、まぁそれなりにまとまったwので良しとする。 2018/08/07
Masami🖤
17
支配欲ﾑﾝﾑﾝ警部補ﾋｰﾛｰ&行動心理学専攻の大学院生ﾋﾛｲﾝ(*´ω`* )出会った瞬間からお互いに引かれ合い二人して自制が効かなくなったり(ﾋｰﾛｰ、前戯忘れるし(笑))思考や行動がおかしくなったり(ﾋﾛｲﾝ、やたら飲み物ぶちまけるし(笑))と読んでて「ｸｽｯ( *´艸`)」っとしちゃう…♡でも自分の気持ちをお互いに相手に言えずすれ違っちゃうんだなぁ…。ｻｽﾍﾟﾝｽな部分はあっけなく解決しちゃうのでそこはちょいと物足りないかも…(´ω`；)最後のｴﾋﾟﾛｰｸﾞもある意味びっくらこきました( ¯−¯٥)2016/11/17
