内容説明
意想外の設定と冴え渡るラストのひねり。稀代のアンソロジスト・井上雅彦が贈る、海外異色作家短篇シリーズの第二巻が登場。様々なジャンルで圧倒的な才能を発揮しながら、38歳の若さで数奇な人生を閉じた天才チャールズ・ボーモント。彼の遺した珠玉の作品群から、未訳作と個人集未収録作のみをセレクト。自らが死ねば世界が終わると主張する死刑囚を描く表題作ほか、怪物小説の伝説的傑作「フリッチェン」、社会派SFの名品「変身処置」など、個性あふれる短篇13本を収録!
著者等紹介
ボーモント,チャールズ[ボーモント,チャールズ]
1929年、シカゴ生まれ。レイ・ブラッドベリとの出会いを機に作家を志し、1951年「悪魔が来たりて―?」でデビュー。ロジャー・コーマンやリチャード・マシスンらと親交を結び、映画やTVの脚本を多く手がけるなど、多彩な活動を展開するが、若年性アルツハイマーを発症、1967年に38歳の若さで死去した
井上雅彦[イノウエマサヒコ]
1960年、東京に生まれる。明治大学商学部卒業。作家。アンソロジスト。1983年、「よけいなものが」で星新一ショートショート・コンテスト優秀作を受賞し、作家デビュー。アンソロジストとしては、1997年より自ら企画・監修したテーマ別書き下ろしアンソロジー「異形コレクション」(廣済堂文庫、光文社文庫)を刊行し、98年に日本SF大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
HANA
藤月はな(灯れ松明の火)
ほりん
hydrangea
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