目次
第1章 全日本女子バレー監督・眞鍋の礎をつくった人たちとの出会い
第2章 初めて女子チームを率いたときの衝撃
第3章 全日本女子監督として、選手をどう掌握すべきか
第4章 オリンピックをめざして…。女子選手と一蓮托生の日々
第5章 壮絶なオリンピックでの戦いで、女子選手とどう向き合っていたか
最終章 女性の力を最大限に引き出すには?
著者等紹介
眞鍋政義[マナベマサヨシ]
1963年生まれ、兵庫県姫路市出身。大阪商業大学在学中の1985年に神戸ユニバーシアードで金メダルを獲得し、全日本メンバーに初選出される。大学卒業後、新日鐵ブレイザーズ(現・堺ブレイザーズ)に入団。選手兼任監督としてVリーグ優勝。イタリアのセリエAでも活躍。2005年に41歳で現役を引退し、V・プレミアリーグ女子の久光製薬スプリングスの監督に就任。2008年12月には全日本女子バレーボールチームの監督に就任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kera1019
4
女性の繊細な特性を理解してチーム全体のバランスを考えて、選手のメンタルに対する指導の難しさ、データは有用ですが万能じゃないし、選手のメンタリティまでは数値化出来ない。「最後は気持ちや」というトコロまで、正直言うて意識の高さ、繊細な気遣い、レベルが高すぎて一般社会や普段の生活で参考になるようなレベルではありません。やっぱりオリンピックでメダルを取るというのは並大抵ではありません…ね。チームの結束力で取った銅メダル、重圧に耐えてこその栄光に涙です。2014/03/21
退院した雨巫女。
4
《私‐図書館》女子をマネジメントするのは、大変だろうが、眞鍋監督とナデシコの佐々木監督は、すごい。柔道の女子監督に読んでほしい。2013/06/15
紫木蓮
4
☆☆「選手のメンタリティまでは数値化できない」「データは有用だが、万能ではない」「最後は気持ち」「女性には女性の物事の考え方や感じ方があるのだから、女性の繊細な特性を理解して、逆にこれを活かした指導をするべき」いろいろな事に気を配って監督をしているのがよくわかる。女子チームは能力だけで選ぶとチームとして成り立たないだろうな。ただ、男性の方が臨機応変かな??とか、ある選手と心中する覚悟って監督としてどうなの?とか思わないでもないけど…。最後のタイプ別が良かった。木村はどこに入るの?天然系??2013/06/06
としさん
3
女性の性格がよく分かる本です。頷ける部分が多く女性の部下との接し方の参考になりました。男性から見たら扱いにくい女性でもパフォーマンスは男性より高いのがよくわかります。2013/04/05
たまがら
2
まったく期待せずに図書館で借りてきて読みました。望外にものすごく面白かった。私が女子バレーのファンであることもあるが、ロンドン五輪の銅に至るくだりなど読む手が止まらなかった。実際近年でのスポーツ界の偉業であります。 またビジネス書として、女性を管理する立場として非常に参考になりました。 惜しむらくは野暮な題名ですかね、、、、、2015/05/20