内容説明
米国メイン州の海辺に広大な敷地や屋敷を持つコリンズ一家。独立戦争前から長い歴史を誇るこの家には、無数の伝説や幽霊話が残されていた。ある日、古い詩が財宝の在りかを示す手掛かりだと考えた使用人ウィリーは謎の棺を見つけた。だが、そこには二百年前から封印されていた吸血鬼が眠っていた!時代を超えて復活した謎の吸血鬼はコリンズ家の人々に何をするのか?ジョニー・デップとティム・バートンが子供時代から憧れて完全映画化した伝説のロマンティック・ホラーの原点が、ついに登場。
著者等紹介
ロス,マリリン[ロス,マリリン][Ross,Marilyn]
1960~1980年代にかけて10以上のペンネームを使いわけ、200冊近いロマンス小説を発表した人気作家
尾之上浩司[オノウエコウジ]
英米文学翻訳家・文芸&メディア評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハルト
5
まさにな古典的ゴシックホラー&ロマンスの吸血鬼もの。どんでん返しがあるのかなと思いつつ読んでいたら、そんなことも特になく。ドラマを元にした長く続いた人気シリーズものということで、おそらく他にもいろいろな背景、設定がありそうなので、そちらを知っていたらより楽しめたのかなと。2012/07/13
すけきよ
4
六〇年代に大ヒットした昼メロの総集編のさらにノベライズということで、非常にライト。そもそも、今度やる映画のイメージで、コメディだと思い込んでいたから、かなり普通の吸血鬼ものでギャップに驚いた。しかし、中盤から展開が結構変。パラノーマル・ロマンスの原点とも言われる作品らしく、旧来のゴシック寄りではあるものの、確かに人間×異形の関係性を恋愛の障壁に転化している。しかし、この壁の超え方が変で、吸血鬼ものとしても変わってるんじゃないかなぁ。珍品までは行かないけど、21世紀現在においては珍味にはなってるかな(笑)2012/05/17
せつな
2
映画はどんなのかな?2012/06/11
なかむら
2
こんな昼メロ、日本でも放映されないかしら。ゴシックは駄目かしら。それにしてもバーナバス、ティム・バートン監督が好きそうだなー分かるわー、と邪推して勝手に納得。2012/06/04
Oke
1
映画を観た後で読みました。映画はかなりオリジナルストーリー。この本だとバーナバスが救われない。2012/06/13