内容説明
ウェディングケーキづくりを担当するパティシエのローレルには以前から思いを寄せている男性がいた。それは仕事仲間パーカーの兄である弁護士のデル。だが、彼はローレルを面倒を見なければならない妹のような存在としてしか考えていないようだった。保護される存在ではなく一人の女性として見てほしいと願うローレル。そのもどかしいほどの思いは膨れ上がり、ある日彼女は思わず知らず大胆な行動をとってしまう。それはデルの心にもローレルの心にも、微妙な波紋を投げかけることになった…。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするや、一躍ベストセラー作家となる。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には“タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人”の第7位に選ばれている
村上真帆[ムラカミマホ]
奈良女子大学文学部卒業。女性向けエンターテインメント小説の翻訳に多数従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Miyuki_fsog
14
弁護士・デルとパティシエ・ローレルがH/Hの今作…甘い、甘い、甘すぎる~😋 イチャイチャ&イチャイチャで カルテット内まだ誰とも結ばれていないパーカーが気の毒なくらい💦 さぁ、パーカーにも幸せになってもらいましょ💞2019/11/06
oneoeight
4
劣等感持ってるツンデレヒロインと出来杉くんタイプ優等生ヒーローとのお話。可能性がないって諦めていた相手に恋の火が点るって萌える(*´∇`*)b☆ ワタシ的には、ジェントルマンヒーローがもっと焦ってのたうちまわるのが見たかった気が・・・(゚ー゚*)ウフフフ~。正統派のイイ子ちゃんなロマンスでした。でも、このシリーズのヒロイン達に言えることなんだけど、仕事で忙しくしてる姿がとっても幸せそうなのよね~(o^-^o) 読んだらハッピーな気持ちになれたヨ。ここで結婚式挙げたい度☆5、また読みたい度60%2012/05/16
あさひ.a
3
ブライドカルテット3。パティシエローレルがヒロイン。恋愛的に、やはり大きな山場はないものの、じっくり読ませていい話。ローレルはなんかいつも牙向いてる印象なんだなぁ。ケーキが食べたくてたまらなくなる話。2018/06/15
uni
3
今作はパティシエのローレルとパーカーの兄デルのお話。言葉にちょっぴり毒っ気があって気難しい職人気質な感じのローレルですが、いざ蓋を開けてみるとこの4人の中では比較的庶民的というか、意外に共通点があって身近に感じられたせいか、1番感情移入できたかもしれません。このシリーズは読んだ後とても幸せな気分になれるから大好き。仕事の充実度も友情の深さも読んでいてとても羨ましい。次回が楽しみです。2012/05/13
rokoroko
2
結婚式のケーキ作りに励むヒロイン。ケーキ食べたくない時読むなんて最低。いましょっぱいもの食べたいの。ケーキには賛同できなかったけど、良いお話2013/07/17