内容説明
相棒ワトスンとともに、多くの難事件を解決してきた名探偵ホームズ。実は彼はクイズ・マニアでもあったのだ。たびたびワトスンにクイズを出題しては彼を困らせていたホームズ。本書は、そんな名探偵が今まで出題してきたクイズをワトスンがまとめたものである。寝室で殺された女主人、その犯人は?首つり死体で発見された男の殺人方法は?乗客を撲殺した御者が正当性を主張した理由は?数式、言葉、とんち、幾何学、ユーモア、絵解き、ひらめき、数学、物理…初歩から難問まで4段階のミステリー・クイズが143問。
目次
第1部 初歩的なことだよ、ワトスン君
第2部 これも基本だ、ワトスン君
第3部 魅力的な謎だぞ、ワトスン君
第4部 難問だぞ、ワトスン君
著者等紹介
北原尚彦[キタハラナオヒコ]
作家・翻訳家
尾之上浩司[オノウエコウジ]
英米文学翻訳家・文芸&メディア評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
34
読んでいて、アメリカ版の多胡明先生の「頭の体操」だと思いました。夜寝る前にいくつかづつ読んでいるとそのうちうつらうつらとしてきて、ちょうどいい感じです。もう少し内容的に文章が多く考えさせてくれるかと思いきやどちらかというと、ひらめきが重要な気がします。題名とちょっと合わないかもしれません。2015/01/08
桂 渓位
6
殆どが英数パズルの問題で、イギリスの地理にも詳しくないと、全問正解は困難でしょう。 読み物としては、中々ですが✨2018/12/16
ヴィオラ
5
ホームズである意味は、ほぼゼロ。「ホームズがワトソンの推理力を鍛える」という設定ながら、推理力を必要とされる問題は非常に少ない(;´∩`)必要とされるのは、数学の力と英語の知識…。なんだかクイズ本というより、数学の問題集をやってるみたいだったなぁ…。゚。(p>∧
2012/08/28
cica*
4
ホームズがワトスンにクイズを出す、という態で、著者名も「J・ワトスン」になっているクイズ本。地理や英単語に詳しくないと解けないクイズもあったので、面白そうな問題だけ挑戦。ハドスン夫人の親戚関係が毎度込み入っていて笑える。2013/01/31
永田 誠治
4
推理クイズではありません。数学クイズかな。日本人にはなかなか馴染まない問題ばかりです。2012/05/15