内容説明
海兵隊きっての狙撃手レイ・クルーズが密命を帯びアフガンへ派遣された。彼の任務は駐留アメリカ軍の悩みの種であるザルジという男を始末することだった。西欧で高等教育を受けたザルジは人心の魅了者でありながら、タリバンやアルカイダの協力者という複雑な背景を持っていた。クルーズは彼の本拠地へ向かうが、途中で正体不明の傭兵チームに襲われ同行した相棒を失う。何とか単身ザルジの邸に接近し狙撃の用意にかかったものの、そこでまた不測の事態に見舞われ…。
著者等紹介
ハンター,スティーヴン[ハンター,スティーヴン][Hunter,Stephen]
1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。68年ノースウェスタン大学卒業。71年ボルティモアサン紙に入社、書評担当などを経て映画批評担当になる。96年ワシントンポスト紙に転じ、映画批評部門のチーフとなる。2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞
公手成幸[クデシゲユキ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
27
感想は下巻で。2023/11/23
み
21
ボブさん、前作から1歳プラス…。今作の主人公のレイさんは、ボブさんに似てます、ボブさん引退後は、彼が後釜?と感じつつ、上巻の最後で黒幕の正体が!下巻に進みます^ ^2021/08/14
MJ
21
ボブ・スワガーの正統な後継者レイ・クルーズ登場!アメリカ南部生まれのタフガイ「ボブ・スワガー」に対し、東洋的ウィズダムを感じさせる「レイ・クルーズ」のキャラ設定が秀逸。二人の命を狙うのは、倫理感や道徳の欠如した傭兵たち、そして米国政府に潜む内なる敵。クルーズミサイル (巡航ミサイル) とあだ名されるレイ・クルーズが、真の敵をデッドに狙う!2020/08/03
ドナルド@灯れ松明の火
12
蘇るスナイパーに続けてハンタースワガーシリーズ。アフガンに潜入したスナイパーのクルーズが待ち伏せした傭兵たちに襲われ、スポッターが殺される。どう考えてもクルーズの位置が敵に漏れている。味方であるべきはずの米国情報機関の関与が疑われる中、殺害目標の斬首屋が突然親米派となり米国に迎えられることになるが、クルーズはあくまでも任務を完了させようとして、傭兵たちだけでなく米国機関をも敵に回すことなる。一気に読了し下巻へ。2014/05/14
慧の本箱
11
ボブ・リー・スワガーシリーズ。今回はかつて若かりし頃のボブを彷彿とさせるスナイパーレイ・クルーズとの絡みで話が進みます。それにしても以前のボブなら自分の行く先行く先に金魚の糞のように事が起こること気が付いたんじゃない?下巻でもっとスッキリさせてよね。2019/07/25
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