内容説明
ジェーンは未亡人になってから一年以上も、義弟夫妻によって使用人のように家に縛り付けられて生きてきた。そんななか慰めを求めて出かけた仮面舞踏会で、ジェーンは初恋の人セスと再会する。兄の死によってセント・クレア伯爵位を継承したセスは、結婚相手を探しにロンドンに出てきていたのだ。仮面に正体を隠したジェーンがかつての幼馴染とも知らず、その強烈な魅力に欲望を抑え切れないセス。数日後外出先で偶然、再会を果たした二人は…大人気作家が贈る、官能と情熱のリージェンシー。
著者等紹介
ジョーダン,ソフィー[ジョーダン,ソフィー][Jordan,Sophie]
高校の英語教師を経て、作家に転身。『罪なき嘘の罪』(扶桑社ロマンス)を第一作としてヒストリカル・ロマンスを発表しつつ、シャーリー・コウラー名義でパラノーマル・ロマンスを執筆。NYタイムズやUSAトゥデイなど、各紙のベストセラーリストに名を連ねる人気作家。家族とともにテキサス州ヒューストン在住
村田悦子[ムラタエツコ]
東京都立日野高等学校卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
13
シリーズ③ ①、②ほどではないにしても、こちらのヒーローもかなり頑固。ヒロインには好感が持てる。ヒーローの妹の件に関しては不完全燃焼。エピローグでは丸くおさめてあったけど、そこに行き着くまでの過程が知りたかった。2021/07/09
ぽこ
5
ヒロインは一途で健気なかわいそうな女性でした。己の境遇を変えたいと思っても、男性支配の当時の世相では実家にも頼れない女性は辛い立場ですね。妹のマデレンはうまいこと世の中をくぐりぬけてるなぁと感じました。ヒーローのわからずやなところにはイライラっとさせられましたが、面白い作品でした。2013/12/20
uni
5
とりあえずヒロインの幼い時からのヒーローへの片思いがとても切なかったです。再会して紆余曲折あるのだけれど、その想いはなかなか伝わらないし、しかもヒロインはろくでなしばっかりに囲まれてるんで余計にかわいそう。2人の幼い時のエピソードは思い出話で語られるだけなんだけど、そこらへんをもっと読みたかったなーと思いました。あとセスの妹のエピソードももっと読みたかったな。2011/11/17
あかいトマト
3
二人の心理描写が細かく描かれていて、最後まで一気に読んでしまいましたが、ヒロインの周りはあり得ない程ろくでなしばっかり。恋い焦がれていた幼馴染のヒーローとやっと幸せになれて、ほんとよかった。ヒロインは一貫して一途。ヒーローは紆余曲折して妹にまでカツをいれられ、やっと。2013/04/30
ひまわり
3
面白かった。ヒロインの一途な思いが切ない。2012/01/07
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