内容説明
17世紀初頭のイングランド。ウォリックシャー伯爵は娘メアリーとスコットランドの伯爵ブロディックの結婚を決定。既に代理人結婚式は済み近日中に新郎が娘を迎えにくるという。だが野蛮な地は嫌だという娘の泣き言を聞いた正妻である母は、メアリーの異母妹つまり庶子のアンを脅迫し身代わりに立てた。しぶしぶ新郎の領地にやって来たアン。だが先入観と違って夫は優しく周囲の人達も自由で活気に満ちていた。アンは日を追うごとに夫に惹かれてゆく。だがどうしても言い出せないことが…。
著者等紹介
ワイン,メアリー[ワイン,メアリー][Wine,Mary]
現在までに、ヒストリカル・ロマンス、ウェスタン・ロマンス、ロマンティック・サスペンス、ファンタジー等、20作を超える作品を発表。2008年エロティック・ウェスタン・ロマンス部門のEPPIE賞を受賞。マーシャル・アーツの黒帯有段者
篠山しのぶ[ササヤマシノブ]
翻翻家。長野県出身。編集者を経て翻訳の道に。訳書はロマンス小説を中心に多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
20
先に2巻を読んでしまったのですが、1巻も面白かった!歴史背景や、答辞の風習がしっかり書いてあってすごく興味深い!いや~しかし初夜の後のシーツさらしは嫌だなあ。そういえば10代の頃ロビンフッドかなんかの映画で家臣のお嫁さんとの初夜権が当主にあったっていうシーンを見てギョッとしたっけ。女子は強くないとやってられないよ、全く…そんな内容のロマンスでした。2015/12/22
Miyuki_fsog
17
家族想いのヒロイン・アンの健気さが可愛いらしい❤2018/04/10
アン
17
タイトルにドキドキしながら読んだらHOT度はよくあるヒストリカルな感じ。サクッと読めました。面白かったです。でも本妻と異母姉の企みがバレないと思って進むのが不思議。替え玉花嫁が身籠ったら異母姉とまた入れ替わろうとかムリでしょ。最初から最後までこの本妻親子は酷かった。ヒロイン父も???って思うところ多々ありました。ヒーローとヒロインは良かったです。次のヒーロー弟の話も楽しみ♪2015/06/07
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
14
もうサイコーでした。読んでいる間、先が気になってしょうがない本でした。ヒーローは、強くて逞しくて優しくて、とってもステキでした。最後にヒロインの母が、強さをみせてくれたのが良かった。第二弾は、ヒーローの弟と、敵対する氏族の娘のロマンスです。こちらも楽しみです。!(^^)!2015/05/16
Miyuki_fsog
11
とってもステキなお話でした‼ ヒーローがヒロインのホントの名前を呼んだ時は、私まで嬉し涙(ToT) ヒストリカル…苦手意識があったけど 大好きです❤2016/07/01