坊主失格

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594062613
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C0095

内容説明

生きづらさを抱えた僧侶の半生―淋しくて不安で、空しくて、イライラして、皆を傷つけて。こんな私でした。それでも、変われた。

目次

1 渇愛・慢―煩悩の塊としての子供(“足リナイ”から始まる人生;根深い「慢」の煩悩 ほか)
2 怒り・嫉妬―道化を演じた高校時代(根本煩悩のエネルギー;「怒り」×「慢」=クールな自分 ほか)
3 見・無知―狂気へ傾倒した大学時代(宗派仏教への幻滅;「自分は違う」という呪文 ほか)
4 自分コントロール―修行で生まれた新しい自分(坐禅瞑想との出会い;『家出カフェ』の矛盾 ほか)

著者等紹介

小池龍之介[コイケリュウノスケ]
1978年生まれ。山口県出身。月読寺(東京・世田谷)住職。東京大学教養学部卒業。2003年、ウェブサイト「家出空間」を開設、お寺とカフェの機能を兼ね備えた『家出カフェ』を主宰(『家出カフェ』は2007年に冬眠)。現在、自身の修行を続けながら、月読寺などで一般向けの坐禅指導、講演等を行う。2011年には『家出カフェ』を、月読寺にて再開予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

SOHSA

38
《図書館本》著者自身の半生、来し方を独白するように淡々と語られるエッセイ。ひとにはやはり一人ひとりの人生がある。それぞれの人生に正誤はない。今に至る一本の道をひたすら歩いてきただけだ。足下の道を踏みしめながら、噛みしめながら、ただ歩いていくだけだ。著者自身の人生の有り様は、或いは読み手にとって何の意味も成さないかもしれない。ただそこにあるということ、読み手の人生とは別の人生があったということ、そのことを受け取れただけで十分なのかもしれない。2020/07/27

ゆめ

22
奇行もひねくれ方もぶっ飛んでるけど、筋道が通ってるから納得できる。この著者は、何で自分がこうなってしまうのか?どうしてこういう言動をとってしまうのか?ということを1つひとつ紐解いて理解しようとしている。でもこれはできる人とできない人がいると思う。赤ん坊のときに親に置き去りにされてそれがトラウマになってしった著者のような人がいれば、そういうこともあるよねって感じで受け流せる人もいるのだろうから。結局その人の心の在り方次第で、どんなに素敵な人に出会えたとしても自分が変わらなければ同じことを繰り返すということ。2014/06/25

baboocon

19
著者・小池龍之介さんの過去の所業は断片的な知識としては知っていたが、改めて本書で読むと予想以上に酷かった。愛情に飢えてわがままし放題だった幼少期、他人の関心をひきたくて道化を演じた高校時代、支配欲に駆られ恋人を傷つけた青年期…。今の落ち着いた僧侶姿からは想像できない、著者のダメ人間ぶりの赤裸々な告白。その時々の心理を振り返りながら分析しているが、中には自分にも思い当たる心理状態もあり、余計身につまされる。坐禅瞑想によって立ち直った過程はもう少し詳しくてもよかった気がするが、それは別著に譲るということか。2012/06/28

白い駄洒落王

17
荒んでいたかこの著者の描写が、あたかも自分を見ているようでキツイ読書だった。 ポイントは、苦しみとは「我」という錯覚ゆえにある。 2014/02/02

moshi

15
「考えない練習」等、悩む人々へわかりやすい仏教関連の著書をだしている結構有名なお坊さんの半自伝。もうね、幼児期から29歳まで厨二病炸裂人生。本当に残念でめんどくさくて、みっともない奴の極み的な。現代版太宰治?本当に哀しい人だったわけだけど、ここまでさらけ出せたのがすごい。そして共感できる部分もある。「淋しい、認められたい」が年齢を追うごとにどういう形に変化していくのか、とても冷静な分析がされていて、勉強になります。自分を丸ごと認めるのは自分にしかできない仕事だとつくづく思う。2019/02/17

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