内容説明
18世紀中葉スコットランドのハイランド。地元領主の跡取り孫クリスティはイングランド貴族セント・ジョン・ソーントン(シンジン)と結婚式を挙げた。新婦7歳新郎14歳の政略結婚で、挙式後2人は顔も合わせず暮らし15年が経過した。シンジンはロンドンで放蕩三昧の日々。一方、領主となったクリスティは近隣の氏族長に結婚を迫られていた。思い余った彼女は、正体を隠したレディとなってロンドンに赴き、夫を誘惑し彼の子を宿すことにした。策略は成功。が、彼女は夫に恋をしてしまった…。
著者等紹介
メイスン,コニー[メイスン,コニー][Mason,Connie]
歴史ロマンス小説を50冊以上発表し、いずれもベストセラーとなる。冒険と官能に彩られた作風で、多くのファンを獲得し、歴史ロマンスの大家的存在。1990年、ロマンティック・タイムズ・アワードのベスト・ストーリー・テラー賞、1994年、同西部劇部門栄誉賞を受賞。夫とともにフロリダに在住
中村藤美[ナカムラフジミ]
英米文学翻訳家。北九州大学外国語学部米英学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
25
これは、コニーの作品の中ではあまり評価が高くなかったけど、私には面白かった。前半はトントンと話が進んだ。が、後半から、キタキタキタ~ これこれ、このイライラ感。クセになるイライラ感。まだまだどっぷりハマってるわ(☆∀☆) 2018/07/01
イヴ@乗馬に夢中
18
コニー節炸裂作品、疲れるけどやっぱ好き。ハイランド領主クリスティ7歳、イングランド貴族シンジン14歳の政略結婚で顔も合わせず暮らし15年が経過、シンジンはロンドンで放蕩三昧、 一方クリスティ15年ぶりにシンジンに身分を隠して接近するが、、 今回も怒涛のコニー節炸裂物語wwそして、いつもどおりに主役二人に腹が立ちながら読んでいくのです。でもやめられないんだよね。怒りポイントいっぱいあるけど、ね。 そして今回はクリスティのあまりにひどい仕打ちでシンジンが、、うーん。うーん。どっちもどっち。。。うーん。2018/06/27
Miyuki_fsog
14
H/H共に あまり魅力を感じなかった( ̄▽ ̄;) 放蕩者ヒーローが苦手なのかも…今さらだけど…2018/02/11
ちゃろ
3
⭐⭐⭐⭐再読。コニー初のハイランドもの。イングランド人ヒーローとスコットランド人ヒロイン。幼いときに無理矢理結婚させられ、それ以来会っていない。ヒロインが領主として氏族をまとめるためには後継が必要となり、素性を隠してヒーローに近づくというもの。最近似たような話を読んだなぁと思いつつ、引き込まれていった。官能描写も多く、放蕩貴族のヒーローがヒロインに惹かれて抑えられないところなんか、ツボですが、ヒロインがヒーローに子供のこととかで嘘をついてヒーローが苦しんでも自分の中でそれを正当化してしているのが嫌。2014/12/13
矢田ふみえ
2
嘘をつかなくても、なんとかなったんじゃないかと思うけど。愛の力が、あるんかねぇ。2018/08/11