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扶桑社ロマンス
青銅の騎士〈3〉黄金の扉〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 398p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594061470
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1942年6月。戦争がはじまって二度目の夏。アレクサンドルは、レニングラードから1600キロ離れた山深いラザレヴォの地にいた。ラドガ湖のほとりでメタノヴァ姉妹と別れてから、すでに半年近い月日が流れている。その間、姉妹からはなんの便りもなかった。それでも彼は、一縷の望みを託してこの地へとやってきたのだ。生きていてくれ、タチアナ。はかない希望を胸に小村にたどり着いたアレクサンドル。そして、ついに運命の瞬間が訪れる…。詩情豊かにつむがれる、めくるめく愛の物語。

著者等紹介

シモンズ,ポリーナ[シモンズ,ポリーナ][Simons,Paullina]
1963年生まれ。10歳までレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)で過ごす。その後、家族で移民としてアメリカに移住。処女作『Tully』以降、ロマンティック・サスペンス、ミステリー、ヒストリカル・ロマンスの分野で次々と話題作を世に問う。現在、夫と4人の子供とともにニューヨーク近郊に在住

富永和子[トミナガカズコ]
東京生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まみ子

9
レニングラードから脱出し、生きる力を取り戻したヒロインとの再開、そして結婚と、前巻までとは打って変わって、これでもかというほどに幸せな二人。痛々しいほどの愛情をぶつけ合います。しかし、たった一ヶ月ほどしかない休暇期間、最後のほうは不安や葛藤で喧嘩になったりと戦争の影はまだまだ二人の間に立ちはだかります。本当の意味での幸せはいつ訪れるのか、どきどきしながら最終巻へ。2017/03/17

veri

7
やっと息ができた三巻。ターニャもアレクサンドルも必死過ぎて自分の気持ちしか見えてなかったんだろうけれど、ターニャの仕打ちが少し悲しかった…でも中盤から二人の睦み合いでページがいっぱいになり、二人と同じように翻弄され続けた心に平穏が。でも試練はまだまだ二人を放ってはおかないようで。あの男の問題は最後まで引っ張るんだろうと思いつつも早く決着つけてーーぇ!と叫びたい。愛に運にとあらゆるものに飢え続けた二人が満たされるのを早く見たい。2015/05/31

rikako

2
Ⅲは私には合わない…じゃれ合う2人は読み飛ばして、最終巻へ。2013/03/10

みータン

2
Ⅰ・Ⅱ巻から一転、はちきれんばかりに幸せなふたりのロマンス。語り合うことすらまともにできなかったふたりが、大いに語り、愛し合います。その終わりを感じるのが本当に辛い。前線に戻るアレクサンドルと見送るタチアナ。暗澹とした先行きに最終Ⅳ巻を読むのが怖いです。どうか幸せなエンドを迎えますように…。2011/10/16

チカチカ

1
 二人がようやく結ばれた愛の二十九日間の日々。かけがえのない相手と生涯を誓い合い、心も体も相手と分かち合うまるごと一冊惜しみない愛情と輝きに満ちている。祖父の教えである三つの質問の意味も感慨深い。この宝石のようなⅢから、次巻のⅣに繋がるかと思うと、衝撃に構える自分がいる。2016/07/27

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