出版社内容情報
さりげない家族の風景や、ささやかな出来事から、心に沁みる情景をつぎつぎと紡ぎだしてゆく重松清の絶妙な語り口を味わう短篇8篇。
内容説明
小説はこんなにおもしろい。文学の入り口に立つ若い読者へ向けた自選アンソロジー。
著者等紹介
重松清[シゲマツキヨシ]
1963年、岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て、フリーライターに。91年『ビフォア・ラン』で作家デビュー。99年『ナイフ』で第14回坪田譲治文学賞、『エイジ』で第12回山本周五郎賞受賞。2001年『ビタミンF』で第124回直木賞受賞。ルポルタージュ、時評、評論など小説以外のジャンルでの執筆活動も高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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