内容説明
グレガー・マクリーンはあせっていた。幼なじみで親友のベネチアが、彼女との結婚を望む若い貴族にかどわかされたのだ。早く救いださねば彼女は醜聞にさらされてしまう。しかし、馬を急がせる彼の道行を季節はずれの大雪が妨げる。彼には感情を高ぶらせると雪嵐を引き起こしてしまう不思議な力があるのだ。街道沿いの小さな宿でようやく追いついたグレガーだったが、ベネチアの思いがけない反応に事態はあらぬ方向へ…。軽やかなユーモアに彩られた“マクリーン家の呪い”シリーズ第二弾。
著者等紹介
ホーキンス,カレン[ホーキンス,カレン][Hawkins,Karen]
テネシー州出身。1998年のデビュー以来、すでに15冊の長編と2編の中編を発表。ユーモアあふれる軽やかな筆致を特徴とするヒストリカル・ロマンスの書き手として、本国では大きな人気を集め、各紙ベストセラーリストの常連となっている。現在、フロリダ州在住
伊勢由比子[イセユイコ]
東京女子大学文理学部卒業。出版社の編集長として数多くの翻訳物に携わる。翻訳講座の講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アカツキ
11
マクリーン家の呪い2作目。マクリーン家四男ヒーローは朝っぱらから騒々しい隣家へ向かうと、ヒロイン父から幼馴染ヒロインが攫われたと泣きつかれる。相手貴族をそそのかしたのはヒロイン父だったが、ヒーローはヒロインの名誉を守るために急いで後を追う…。幼馴染から異性として意識しはじめるロマンス。ヒロインは思慮が浅くて面倒を見きれないのに親切心からお節介をしてしまうタイプで私には合わなかった。ヒーロー末弟の死の真相が明らかになると思いきや特に記述がなく…。見落とした?それともトドメを刺した謎の男は単なる物盗りで完結?2020/05/18
矢田ふみえ
1
幼なじみから結婚する人に変わるのは、なかなか面白いよね。2016/03/04
たまきら
1
怒ると超常現象を起こす家族、お節介な女の子…色々楽しい要素がいっぱいなのですが、なぜかストーリー展開とはうまくかみあわず。にえきらないままに終わってしまいました…。2014/07/22
沙月
1
途中放棄で完読ならず。コレは辛すぎる^^; 何と言ってもヒロイン! 親切心旺盛なのはいいが度を越せば迷惑になるのだと理解していなければ優しさと甘やかしの区別もつかない、独善的な馬鹿女。こんなキャラ、幸せになろうと不幸になろうとどうでもいいし。ぃや、不幸になったほうが己のためではなかろうかとすら思えてくるし、読んでいて楽しくないので途中で諦めました。2011/04/15
ちはや
0
脱落