内容説明
18世紀初頭のロンドン。カリブの暴れ者海賊ディアブロが捕らえられ、テムズ河畔で刑が執行されようとしていた。浅黒い肌に黒ひげをたくわえた彼は周囲の見物人を不敵な笑みを浮かべ睥睨していた。見物人の一人デヴォンは野性味あふれる彼の姿を見て心を揺さぶられる。貴族の娘デヴォンは父と婚約者に連れられこの処刑を見に来ていた。が、刑執行直前にディアブロの戒めは仲間の助けで解かれ、彼はデヴォンを人質に刑場から脱出した。そして、海賊と人質の娘はバハマを目指し船上の人に…。
著者等紹介
メイスン,コニー[メイスン,コニー][Mason,Connie]
歴史ロマンスの大家的存在。1990年、ロマンティック・タイムズ・アワードのベスト・ストーリー・テラー賞、1994年、同西部劇部門栄誉賞を受賞。フロリダに在住
中川梨江[ナカガワリエ]
慶應義塾大学経済学部卒。音楽関係・ノンフィクションの訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
25
今回は、海賊物。こんなに愛されるヒロインが羨ましい。前半の、ヒーローが髭を剃るシーンに、クスっとなった。一緒になっても、一緒になっても、引き離されてしまう二人に、いつになったら結婚生活が成就されるのやらと、いい意味でのイライラがあり、飽きずに読了。面白かったd=(^o^)=b 2018/06/26
ちゃろ
3
⭐⭐⭐出だしは面白かったなぁ。海賊ヒーローにさらわれる令嬢デヴォン。ヒーローはヒロインにメロメロなのでヒロインが逃げたりすると、超傷ついてしまう。それにしても、ヒロインの言動が好きになれなかった。それにヒーローの海賊仲間の勘違い女スカーレットが、最後そうくっついちゃいますか〜ってびっくり。もうちょっと懲らしめてもいいんじゃない?2014/11/14
こえん
1
H/Hは良かったし、波乱と誤解含みで展開する流れも好み。けれど悪役が咎めを受けずにすんで、どうやら各々が幸せになったっぽいのは大いに引っかかった。あれだけ卑劣な策を巡らせた上に、多くの死者を出したのに無罪放免って納得いかない。2009/11/07
くろうさぎ
1
う~~ん。何度も何度も大変な目にあっちゃうヒロイン。なんだかんだ言ってもヒロインから離れられないヒーロー!それはいいんだけど、、それぞれの悪役のみなさんが、大した罪に問われることなくそれぞれハッピーエンドになっちゃってるところが、いまひとつ納得できない!2009/09/21
nayui
0
★★★☆☆