扶桑社新書
「帝国アメリカ」に近すぎた国々 ラテンアメリカと日本

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594058708
  • NDC分類 319.550
  • Cコード C0295

内容説明

ラテンアメリカの反米主義者といえども、アメリカの凋落を単純に喜ぶわけにもいかないのが現状である。アメリカ抜きのラテンアメリカが成り立つかという問題は、アメリカ抜きの日本が成り立つかという問題でもある…交錯する「反米」と「親米」―ラテンアメリカが私たちに示唆するものとは…。

目次

序章 国際金融危機は人災
第1章 新自由主義受容の先駆 チリとメキシコ
第2章 ワシントン・コンセンサスの九〇年代
第3章 二一世紀の揺れ戻しと新冷戦
第4章 米州相互援助条約(リオ条約)と日米安全保障条約
第5章 今後の日本とラテンアメリカのシナリオ―結びに代えて

著者等紹介

石井陽一[イシイヨウイチ]
1930年東京生まれ。神奈川大学名誉教授、NPO法人トランスペアレンシー・ジャパン事務局長。専門はラテンアメリカ地域研究。慶應義塾大学法学部及び経済学部卒業後、海外移住事業団(JICAの前身)に勤務。スペイン留学、サンパウロ、リオデジャネイロ、サンフランシスコ勤務を経て、神奈川大学に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SavaMiso

0
サブプライム以降のラテンアメリカの政治的な立ち位置を知るにはいいかもしれん2009/08/18

旅猫

0
アメリカ依存の高さでは日本はなかなかのものですが、ま、太平洋を隔ててますからね。それでも世界情勢は刻一刻と変化する。歴史に学び今を知ることが重要。2009/08/18

Akio Kudo

0
★★ テーゼが一貫しておらず、口述筆記で書いていることが分かる。米軍基地を日本の不動産と混同して語るなど、客観性に疑問あり。2018/02/18

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