内容説明
ベルリンの病院に勤務する医師ホフマンは、予想外の急患に出会う。以前担当した患者がひどい黄疸で運びこまれ、死亡したのだ。自分が医療過誤を犯したのか?ホフマンは病理解剖を指示するが、診断書が書きかえられ、患者は葬られてしまった。この不可解な事件の真相追求に立ちあがったホフマンに、重要人物の謎の死が降りかかる。そして、ホフマン自身にも危険な影が…大病院に潜む驚くべき闇の世界。追い詰められたホフマンの逆転の切り札とは?ドイツ発、現役医師による医学ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yuka
18
まあまあ面白かった。マネーロンダリングのなんやかやが、理解できず残念。私の頭。壁崩壊後のベルリンの病院が舞台というのが、新鮮だった。2019/04/30
ホレイシア
2
まず、訳が鼻について読みづらいのなんの。下手というより、文章をひねり過ぎている感じ。で、内容ですが…割と早い段階である「陰謀」がわかってしまい、でもきっと医療絡みの「陰謀」があるんだよねと期待して読み進めたら、そのまま終わってしまい、拍子抜け。東西が統合してからのドイツ医療事情はおもしろいが、はっきり言ってきつかった。2012/06/22
きうりっち
0
案外に面白かった。 連休を控えて読む本がないと眠れないと思い、図書館で適当に何冊か借りたうちの1冊。暗い表紙の絵とドイツの小説というので引いたんだけど読んだらけっこうおもしろかった。今、病院通いの身なので病院が舞台ということも興味がわいた。どこの病院も経営がたいへんというのはわかっているが、その建て直しにからんで私腹を肥やす陰謀が行われていたというお話。展開は安易でそううまくいくか?というところだが暇つぶしと言っては失礼だがエンターテインメントと考えれば合格かと思う。2015/05/06
魚の骨
0
面白かった。2013/09/04
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