内容説明
激動の時代、挫折や困難に打ちひしがれ、それでも常に前を見続けた無垢ないのちの軌跡を、彼らの詩とともにひもとく。そこにはまだ知られてない愛すべき二人がいた。啄木の「心のこゑ」、賢治の「魂の記録」。二人が詩に込めた思いとは。
目次
石川啄木編(この人を見よ;放浪記;東京物語;悲しき玩具)
宮澤賢治編(子供の情景;運命;田園;雨ニモマケズ)
著者等紹介
関厚夫[セキアツオ]
大阪市出身。同志社大学英文学科卒。1986年、産経新聞入社。大阪本社社会部(大阪地検や行政、遊軍担当)、独ケルン大学への留学を経て1998年から2003年までベルリン支局長。帰国後は東京本社編集局で企画記事を中心に執筆。現在は特集部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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