内容説明
CJ・アダムスは26歳。ボストンの図書館に勤務する学術研究員で歴史を学ぶのが大好きな独身女性だが、恋愛にはまったく興味がない。長い付き合いとなる仲よしグループはCJに似合いの相手を見つけようと世話を焼くが、彼女にとっては迷惑な話。そんなある時、仲よしグループのひとりが結婚することになり、CJは結婚式場となるスキー場にやって来た。そこで彼女はハンサムな独身弁護士フェイトと出会った。とっさにCJは、彼との偽恋愛関係をでっち上げたが、それが意外な方向に…。ファニーで、セクシーで、心温まるロマンス。
著者等紹介
フーパー,ケイ[フーパー,ケイ][Hooper,Kay]
アメリカ、カリフォルニア生まれ。1980年に発表したロマンス小説で作家デビュー。以後ロマンス小説以外にもファンタジー、ミステリー、ホラー、サスペンスなど、幅広い分野で60点を超える作品を発表し続けるベストセラー作家。現在、ノースカロライナ在住
神宮寺香[ジングウジカオル]
翻訳家。京都大学文学部卒。現在、主にロマンス小説の翻訳に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アカツキ
12
ヒロインは友人たちの恋のお節介に困っており、友人の結婚式があるスキー場でも変わらず世話を焼いてくる。たまらず衝動的になったヒロインは友人たちの目の前で出会ったばかりのヒーローをダーリンと呼んで部屋に連れ込んでしまい…。ヒロインに一目惚れした弁護士ヒーローは恋人のふりを続けようと嬉々としてリーダーシップを取り、ヒロインが逃げられないように外堀を埋めていこうとする。優しい策士ヒーローの一途な愛をたっぷり楽しめるという点は良かったのだけど、ただイチャイチャしているだけというストーリーは退屈の一言。2020/10/26
ちゃろ
3
⭐⭐⭐⭐再読。サスペンスなしでヒーローがグイグイと求愛するストーリー。冴えないヒロインが友達のお節介から逃れるために偶然通りかかった男性を恋人と思わせるようにホテルの部屋に連れ込むが、ヒーローが一目惚れして、恋人の振りを続けようと提案。そこから、ヒーローの甘い、優しい求愛活動開始。サクサク読めてとってもハッピーになります。2014/06/28
矢田ふみえ
2
おもしろかった。でもこんなことってありえないよね。賢くて、スポーツもできる。金もある。スタイルもいい。恋におち、結婚なんてね。2016/02/21
こえん
1
某シリーズとは全く趣が違うお話だった。王道ロマンスを読みたいときにはおススメかも。落差にびっくりした。2010/09/25
Ta
1
デビュー作。こんなベタなロマンス書いてたんですね。2008/10/05
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- 和書
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