内容説明
12世紀イングランド。女領主キャサリンの居城は、敵の猛攻にさらされていた。頼れるのはかつての婚約者ド・ローラン卿のみ。窮状を聞いた彼は、結婚を条件に、城の奪還を約束するが、五年前に婚約を一方的に破棄した彼女の裏切りを許してはいかなった。しかもキャサリンには秘密があった。攻められる直前、彼女は死別した夫の息子を出産していたのだ。偽りと裏切りが交錯するなか、夫婦となった二人のあいだに芽生える熱い想いとは…期待の新人による中世歴史ロマンスの傑作、ついに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめもち
1
ヒロイン出産&死産から始まるのでなかなか面白いか!?と期待したがイマイチ。夫が亡くなり城を攻められて元婚約者に助けを求めたら結婚することに。なんでヒロインが嫌いな相手と結婚しないといけなくなるまで追い詰められたのかがなかなか明らかにならずモヤモヤする。息子のことをヒーローに隠すもんだから自分で窮地に落ちていく。魔女の疑いをかけられたヒロインが拷問されるのは痛かった。主役2人よりヒーロー母とヒロイン従者の仲はどうなった?母を洗脳してた司教の行方は?など他の面々のことが気になった。2016/12/04
terutyann
1
ヒロインがヒーローとの結婚を拒んだ(あきらめた?)理由がいまいち、、。なので最後までいまひとつ感情移入できず;;2010/01/21
nayui
0
★★☆☆☆