大和ごころ入門―日本の善によって現代の悪を斬る

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594055844
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

塀の向こうに追いやられて…国家権力の中心にいた、参議院のドンと外務省のラスプーチン。人生の転機となった逮捕・拘留の後、危機に喘ぎ始めた母国の真姿が見えてきた。日本を救うために我々のするべきこととは。

目次

第1章 国家権力とは何か?(差し入れのリンゴがふたりの距離を縮めるきっかけ;黒い縁がある畳、ない畳、東京拘置所には二種類の部屋がある ほか)
第2章 吉野の山で国体について考える(「法」と「掟」が矛盾するとき、どちらを取るか;検事は狭い検察村の「掟」だけで動いている ほか)
第3章 思想の力、表現法、そして涵養法(「神道の奥義というのはなかなかその姿を現さず」;本当に優れている人間は、左右という枠を超えて影響を与える ほか)
第4章 我々の死に場所(対談の最後を吉野で締める;南北朝と同じことが、いまの日本で起こっている ほか)

著者等紹介

村上正邦[ムラカミマサクニ]
昭和7(1932)年、福岡県生まれ。31年、拓殖大学政経学部卒業。40年、玉置和郎参議院議員秘書を経て、55年、参議院全国区で初当選し、以来4選を果たす。59年、防衛政務次官、平成4(1992)年、労働大臣、7年、参議院自由民主党幹事長、11年、志帥会会長、同年、参議院自由民主党議員会長、12年、参議院憲法調査会初代会長に就任。13年、KSD事件を巡る受託収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕される。一、二審で有罪。現在、上告中

佐藤優[サトウマサル]
昭和35(1960)年、埼玉県生まれ。60年、同志社大学大学院神学研究科修了。同年、外務省入省。平成7(1995)年まで在英国日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、外務本省国際情報局分析第一課に勤務。主任分析官として活躍したが、14年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕される。一、二審で有罪。現在、上告中。外交官として勤務するかたわら、モスクワ国立大学哲学部客員講師(神学・宗教哲学)、東京大学教養学部非常勤講師(ユーラシア地域変動論)を務めた。主な著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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河合晋輔

1
タイトルだけだと古典文学の参考書か右翼の宣伝文かと思うがさにあらず。政治と司法、思想の有る人の心の強さが良くわかる対談集です。 筆者2人とも国家権力による国策捜査により検察に起訴され辛酸を舐めた経験がある。だからこそ人間と社会全般を諦観の境地で見ることができる。 自分のような庶民には関係ないが、将来なんらかの権力と対峙することがあればこの本を読んで良かったと思うだろう。2015/06/04

ゆうぼう

1
またも佐藤氏モノ。 どっぷりとつかっている感じだね。 2013/03/28

meisyuu

0
最近検察に逮捕された人たちの方が私心がなくて、正義に見えてしまうのが不思議。2008/07/09

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