内容説明
たとえ今、家族と同居していても、孤独死の可能性はある!各メディアで大反響を呼んだ前作から2年、日本初の遺品整理屋・吉田太一が体験した、さらに壮絶な34のエピソード。孤独死、身内の自殺、負の遺産問題…。明日、誰にでも起こりうる現実の全てがここにある!「死体は語る」著者・上野正彦氏との対談も収録。
目次
私宛の遺書
“立つ鳥跡を濁さず”とは言うけれど
恐怖巨大バエの館
老人狙いの悪徳商法
縁の切れ目が命の切れ目
いくら血を分けた弟と言われても…
最後まで自立できないまま
目の当たりにした父の腐乱死体
現代日本においての餓死
人のふり見て我がふり直せ
六十歳のきよしファン
介護に疲れたお父さん
正真正銘のウサギ小屋
ある依頼者の手首に
開かずの冷蔵庫
半年間に骨壺が三つも
部屋の壁から異臭が
死者の家賃
天国に行く順番
刑事さんからのひと言に感激
見えない親子の絆
死ぬまで秘密
天国から地獄
二十二歳の選択
悲しい孤独死を迎えないために
離婚しても子供は子供
自殺願望者からの電話
天と地を分けた「ひと言」
死臭を消したキンモクセイ
身勝手な相続放棄
ゴミの中から一本の足が
よくある修羅場
孤独死の現場から母子手帳が
高級マンションの孤独
著者等紹介
吉田太一[ヨシダタイチ]
キーパーズ代表取締役。1964年大阪市生まれ。日本料理の板前を経て佐川急便に5年間勤務後、28歳で軽トラックから一人で引越運送業を始める。以後、日本初の「ひっこしやさんのリサイクルショップ」を開業。2002年、遺品整理のサポートに対する必要性を感じ、「天国へのお引っ越し」をキャッチフレーズとした日本初の遺品整理専門会社「キーパーズ」を設立。遺品整理業をビジネスモデルとして確立させたことでマスコミから注目を浴び、現在でも取材の申し込みは引きも切らない。創業から約8000件に上る経験から、最近では本業以外に「孤独死」を防ぐための取り組みとしてDVDの作成配布や孤独死防止の啓蒙活動を積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユミコ
鬼灯の金魚草
slowlifer
ふーか4
さっこ