デモクラシーのいろは

個数:
電子版価格
¥2,310
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

デモクラシーのいろは

  • 提携先に67冊在庫がございます。(2025年11月09日 05時41分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 616p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041141762
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

東京・下落合、戦火を逃れた邸宅に集められた4人の女性。
GHQの一声で、彼女たちの人生を変えるハチャメチャな同居生活が始まった。

1946年11月、日本民主化政策の成果を焦るGHQがはじめた “民主主義のレッスン”。いやいや教師役を引き受けた日系2世のリュウ、地位と邸宅を守るためこの実験に協力した仁藤子爵夫人、生徒として選ばれた個性豊かな4人の女性――それぞれの思惑が交錯する中、風変わりな授業が幕を開ける。希望と不安、そして企み……。波乱の展開が感情を揺さぶる、今年一番の超大作!


【目次】

目次

第一章 納豆とレモンパイ
第二章 チキン料理と胃薬
第三章 マトリョーシカとにぎりめし
第四章 戻らざりし者と戻りし者
第五章 揺らぎと疼き
第六章 荒ぶる池と湖底の怪物
第七章 罪と罰
第八章 ラストレッスンとクエスチョン
補習

内容説明

1946年11月、日本民主化政策の成果を焦るGHQが始めた“民主主義のレッスン”。いやいや教師役を引き受けた日系2世のリュウ、地位と邸宅を守るためこの実験に協力した仁藤子爵夫人、生徒として選ばれた個性豊かな4人の女性―それぞれの思惑が交錯する中、風変わりな授業が幕を開ける。希望と不安、そして企み…。波瀾の展開が感情を揺さぶる、今年一番の超大作!

著者等紹介

森絵都[モリエト]
1968年生まれ。91年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞と産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

151
森 絵都は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、著者6年ぶりの長編小説、戦後民主主義レッスン譚でした。GHQが日本に民主主義を定着させるにあたって、本書の様なエピソードがあったのでしょうか❓ 興味深く、面白く読みましたが、少し冗長な気がしました。 https://kadobun.jp/special/mori-eto/democracy-no-iroha/2025/11/05

樋口佳之

64
初めての著者。ちょっとだけ確認した範囲で児童文学をカバーしている方ですが、本作、青少年少女向けに大変お薦めではと読み終えました。GHQ民政局、ニューディーラー、ケーディスの描かれ方や、語り口が現代風に多少寄りすぎではと思う部分がありましたけれども、デモクラシーってなんぞってお話を、敗戦直後の状況を描く酷く固すぎない物語の中で、今を生きる読み手として考える事ができると思います。/「民主主義者によってのみ民主主義は支えられる」どこかで読んだ言葉ですが、では、民主主義者って何?一つの答を読んだように感じます。2025/10/15

ぼっちゃん

50
帯に”感動を超える感動今年No.1小説”とあったので読んでみた。GHQが4人の女性を選抜し民主主義を教育し、4人がどのように変わっていくか実験的取り組みを行うことに。。教育を受けた4人が変わったところで、デモクラシー的なことをやっている人も昔のまま、何一つ変わっていない日本人を相手にしていかなければいけないが、それでも相手を思いやり、自分自身で考え行動していこうとする生徒4人と教師も成長していく姿がまぶしかった。またモンスターでもある民主主義を考えさせられた良い読書だった。2025/11/03

かんらんしゃ🎡

44
さあ今日から民主主義だよ、言いたいことは自由に言い給え、階級差別だって解体したよっていきなり言われてもネ。その上家父長制度も無し、男女平等と言われ、女性は男以上に戸惑っただろう。民主主義の勉強合宿での女性4人。その裏でひっそり起きていた事。ミステリー要素もあって楽しめた。イデオロギー転換の困難さを高所からでなく女性目線で、日々の暮らしの中で変化を捉えていたので読みやすく新しい気付きもあった。2025/11/04

しゃが

40
戦中の女性は銃後を守れ、戦後の職場ではお茶くみと笑顔—そんなジェンダーロールに縛られてきました。戦争体験と一口に言っても、経済状況や環境でまるで違う。ここでは異なる背景の女性たちが自分の言葉で語り始める姿が、民主主義の始まりです。そして、それぞれの民主主義は生きる目標とも言い換えることができるのかも。多くの人間が共有できる平和の支軸(美央子)遠慮しない勇気と、相手を思いやる広い心(孝子)、自分の目で見て、自分の頭で考え続ける事(クニ)、ここにいた時間のぜんぶ(ヤエ)。2025/11/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22824414
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品