雑誌記者 向田邦子

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594054991
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

知られざる人気作家の若き記者時代。同僚だった無二の親友が綴る、銀座、映画、恋…の日々。

目次

“NEVER”
ルーキー・クロちゃん
日本橋から銀座・新橋まで
マガジン・タイム
金魚のウンコ
夢のような・人びと
陰の女
飲み助伝説
帽子作り
モンロー、プレスリー、ディーン
K2峰の秘事
邦子びいき
憂愁のスキー
面影
続・青い目脂
金色の短冊
邦子語録
エアブラシの謎

著者等紹介

上野たま子[ウエノタマコ]
映画評論家。日本映画ペンクラブ会員、日本放送作家協会員、日本脚本家連盟会員。『映画ストーリー』編集部員、パラマウント映画宣伝部員、CIC映画宣伝部次長を経て、フリーに。日本映画ペンクラブ幹事・事務局長を歴任。放送ドラマや構成台本も数多く手がけ、俳句同人誌『四季』も主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドナルド@灯れ松明の火

18
向田さんの雄鶏社「映画ストーリー」編集者時代のエピソードが明かされる。向田さんの自我の確立・才能が溢れ始めていることが良くわかる。上野さんは、控えめに書いてはいるが、「私だって凄い編集者だったのよ」的な自惚れ、自画自賛が感じられ疎ましい。 向田さんは生きていたらもう90歳以上だが、生きて色々な作品を書いて欲しかった。合掌2019/01/19

ジュースの素

3
雄鶏社で映画ストーリーと言う雑誌を作っている頃の約九年間の話しだ。仕事仲間としていつも一緒に行動していて、向田さんの様々な細かい所をよくも記憶してたと思うほど緻密に書き記している。向田さんは好奇心と実行が常に働いていて、何事も器用にこなした。ひとを笑わせるのが大好きな性分で、架空な話もまことしやかに語る人。 作者の上野さんも目が離せない日々だったのだろう。2015/11/13

ミノカサゴ134

1
若き向田さんが勤務していた雄鶏社で同僚であった著者が、雑誌記者としての向田さんの仕事ぶりを回想した本。当時(昭和30年代初期)の働く女性の言葉使いが古めかしくて、却って新鮮。「〜しても、よろしくってよ。」なんて、ほんとに使っていたんだね。向田さんは、文字通り才気煥発を絵に描いたような人だったようだ。所々で、著者の向田さんに対する嫉妬の気配が垣間見えて鼻白らむが、向田さんのファンであれば、一度は読んでも良いと思う。他の本にも出ていた映像関係の男性の話は、向田さんにとっては触れてほしくないところだったかな。2019/11/01

おさむ

0
雑誌記者時代の修練が、あの名文につながったのだろうと納得。

なみ

0
期待していた内容と違ってがっかりでした。上野さんの若いころの話って、向田さんとかぶるから入ってるのかな。要らないとこの方が多いと思う。2010/01/30

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