内容説明
日本の「有料老人ホーム」草分けの創立者が、数多くの高齢者との付き合いで見つけた「幸せな最期」を迎える方法を指南。
目次
第1章 日本の高齢者はなかなかたいへんなのでございます(私が老人ホーム産業に参入した理由;一家の大黒柱として働く身に、親の介護問題が… ほか)
第2章 幸福な実のある暮らしを営む高齢者とは(自立と依存のはざまで、高齢者の心は揺れるのでございます;早めの有料老人ホーム入居で、老後の生活基盤を築いたご夫婦 ほか)
第3章 幸福な逝き方のために(死は生の締めくくりに訪れるものでございます;食べ物も水も断って餓死した夫を、黙って見守った二号さんの「親切」 ほか)
第4章 納得できる有料老人ホームを選ぶために(「シルバーヴィラ向山」を上手にご利用いただいた久田恵様のこと;風光明媚な避暑地にあるホームは、お年寄りにはうれしくありません ほか)
第5章 八十三歳、当然現役。まだまだやることが目白押しです(有料老人ホームは朝から晩まで大忙し;いろいろな人がいて、それが社会。ホームも同じでございます ほか)
著者等紹介
岩城祐子[イワキユウコ]
社会福祉法人創生(土支田創生苑)理事・施設長。大正13(1924)年、東京都生まれ。日本女子大学家政学部第2類卒。海軍技術研究所、中島飛行機に勤務後、私立幼稚園の立て直し、損保代理店経営を経て、自動車教習所、タクシー会社、女子学生会館の経営に携わる。昭和56(1981)年、都市型有料老人ホームの先駆けとなる「シルバーヴィラ向山」を開設。平成9(1997)年には自立型コレクティブハウス「アプランドル向山」を、平成13年には特別養護老人ホーム「土支田創生苑」を、平成18年には高齢者自立支援型ワンルーム・マンション「ポルテドール光が丘」を開設した。楽しい高齢社会をつくる会、日本・ケベック友好協会の理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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