内容説明
田舎町ボーモントで週刊新聞を切り回すジェイミーのもとに突然、オーナーのマックス・ホルトがやってきた。マスコミに姿を見せないマックスは天才IT起業家にして大富豪。彼の愛車はマリリン・モンローの声でしゃべる人工知能搭載、元NASAの技術者開発のモックスモービル!そこへ、ジェイミーが何者かに狙撃される怪事件も勃発。マックスの義兄が出馬する市長選ともつながりが?ユーモアミステリーの旗手イヴァノヴィッチが送る最高の爆笑&サスペンス。
著者等紹介
イヴァノヴィッチ,ジャネット[イヴァノヴィッチ,ジャネット][Evanovich,Janet]
ロマンス小説作家として高い評価を得ていたが、1994年に初めて書いた犯罪小説『私が愛したリボルバー』(扶桑社ミステリー)でCWA(英国推理作家協会)最優秀新人賞を受賞
細美遙子[ホソミヨウコ]
高知大学人文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
27
ハリウッド映画のようなドタバタコメディ。こういう作品は脇役が素晴らしい。久々のイヴァノヴィッチ、楽しかった2019/06/30
Ribes triste
11
バカバカしいけど楽しいドタバタラブコメ・ミステリー。大笑いさせてもらいました。2021/01/12
sawa
6
★★★★☆ 前作はラブロマンス的な要素が強くあまり好みではなかったのだけど、本作はステファニー・プラムシリーズに近くて面白い。前作の二十年後を舞台にして、問題のある登場人物達を中心にすえた物語。プラムシリーズとの共通点は最後の最後までどうなるか分からないサスペンス、癖のある脇役、主人公のアレがアレする所など。こっちも続きの作品が翻訳されてない所もね。残念。2011/06/04
yama
4
ちょっと軽い本が読みたくて題名で適当に選らんだ本だったんですが、偶然にもノヴァノヴィッチ作品だったとはあとがきを読んで初めて気がついた(笑)「私にしかできない職業」は頂けなかったのですが、この作品は面白かった!頭からっぽにして軽く読めました。ホルト・ジェイミーをはじめ、ディーディー夫婦の熱々ぶりやマフィンの爽快な言い回しはこの本を数倍楽しくしていますね。 このシリーズを読むのが楽しみです~! 2011/05/24
いつみ
3
フルハウスよりこっちの方が断然好みだわ。どのキャラも個性的だしドタバタでコミカルでまさにイヴァノビッチって感じ。あの彼がこんな大人になるなんて!どう転がるか最後までわからないのも楽しめるし、続きも翻訳されるといいなあ。2015/04/11