内容説明
画期的な防衛システムを積んだ軍事衛星が完成、ついに打ちあげが実現した。しかし、その直後にすべての通信局が停電、衛星は行方不明となった。プロジェクトに携わってきたジェイク・グラフトン海軍少将は、何者かの妨害工作だと疑う…だが、それはプロローグにすぎなかった。技術の粋を集めた、米海軍の最新鋭原子力潜水艦“アメリカ”が、初航海を目前に、正体不明の集団の襲撃を受けたのだ。艦長以下の主要乗組員は射殺され、原潜“アメリカ”は、正体不明の敵によって強奪されてしまった―。
著者等紹介
クーンツ,スティーヴン[クーンツ,スティーヴン][Coonts,Stephen]
1946年、ウェストヴァージニア生まれ。大学卒業後、海軍に入り、パイロットとしてヴェトナム戦争に従軍。名誉除隊後、法務博士号を取得し、さまざまな企業活動に携わる。そのかたわら執筆をはじめ、91年、パイロットとしての経験をいかした『デビル500応答せず』で長編デビュー。以降、精力的な執筆をつづけ、軍事スリラーの第一人者として活躍中
北澤和彦[キタザワカズヒコ]
1951年、東京生まれ。東北大学文学部卒。出版社勤務を経て、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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