「家族」を探して―『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』オフィシャルシネマブック

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594053499
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

オダギリジョーの凛々しさ、樹木希林の真摯、内田也哉子の純粋、松たか子の静謐、小林薫の胆力、松尾スズキの覚悟、松岡錠司の執念、そしてリリー・フランキーの願い…。総勢300人のキャスト&スタッフが笑い、泣いた240日間の備忘録。気鋭の美術ライターと木村伊兵衛写真賞受賞写真家、二人の女性が飛び込んだ『東京タワー』という濃密な映画製作現場。そこで「目撃」したものとは!?書き下ろし、撮り下ろし。

目次

グラビア(長島有里枝)
まえがき(橋本麻里)
インタビュー(オダギリジョー―ボク「母と子の距離」;樹木希林―現在のオカン「十分にオカンを生きるということ」;内田也哉子―若い頃のオカン「分厚くてフカフカの家族」;松たか子―ミズエ「家族に寄り添う観察者として」;小林薫―オトン「弱さが紡いでいく人間の絆」;リリー・フランキー―原作「見ることのなかった風景へ」;松尾スズキ―脚本「同じ根っこを持つ者の覚悟」;孫家邦―制作プロデューサー「アングラから『広い場所』へ」;松岡錠司―監督「映画に写しこみたかったモノ」)
撮影日誌
シナリオ・撮影稿(松尾スズキ)
晴れた日には東京タワーから新しい「家族」が見える(橋本麻里)

著者等紹介

橋本麻里[ハシモトマリ]
1972年生まれ。国際基督教大学卒。出版社勤務を経て、フリーのライター&編集者に。日本の古典美術、工芸から現代美術までアート、デザイン領域の評論をはじめ、文学、料理などについての幅広い知識をもとに、『AERA』『BRUTUS』『文藝春秋』など各雑誌で執筆

長島有里枝[ナガシマユリエ]
1973年生まれ。武蔵野美術大学在学中の’93年、家族とのポートレイトでurbanart#2展のパルコ賞受賞。以降、写真家として活動、90年代の女性写真家ブームの火付け役となる。’96年に渡米。’98年度文化庁在外派遣研修員として、’99年にCalifornia institute of Artsの修士課程修了。’01年第26回木村伊兵衛写真賞受賞。現在は国内外の展覧会、雑誌、広告などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。