ロココのスカートをまくった男 モーツァルト

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594053208
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C0073

内容説明

まったく新しい視点からのモーツァルト伝。モーツァルトが生きた“ロココ”を「宗教」と「下半身」から解説。知的好奇心をくすぐる“永竹ワールド”の文化+音楽史。

目次

1 ロココとは何か?(ロココの語源;優雅と悪趣味の乖離はバロックから始まった ほか)
2 ロココのスカートはなぜ大きいのか(バロックの本質;マルティン・ルターは結婚した ほか)
3 モーツァルトはなぜロココのスカートをまくりたかったか(モーツァルトの生まれた頃の社会;モーツァルトは健全な一市民の息子だった ほか)
4 本物のスカートをまくった男ダ・ポンテ(司祭ダ・ポンテの誕生;放縦の都ヴェネツィア ほか)
5 ロココのスカートを心眼で見透かした男シカネーダー(ヨーゼフ二世とダ・ポンテを失ったモーツァルト;ドイツ語圏の民衆劇場 ほか)

著者等紹介

永竹由幸[ナガタケヨシユキ]
昭和13年7月26日東京・築地に生まれる。慶應義塾中等部の頃より歌舞伎座の三階立見席に通う一方、藤原歌劇団の赤坂の練習所にスコアを持って通う。慶應高校演劇部に在籍、座付作曲家として現猿之助作『宝島』の作曲を担当。同丈と共に白木劇場の舞台に立つ。慶應大学オペラ研究会創立。慶應義塾百年記念に若杉弘指揮、中村邦子主演メノッティの『電話』の演出をする。昭和36年三井物産入社、昭和40年同社イタリア修業生としてボローニャ大学留学。その後2回にわたり計11年、同社ミラノ店に勤務。昭和63年退社。ANFコーポレーション(株)、サウンド・バンク(株)の社長を歴任し、平成8年退任。平成7年より東京芸術大学講師。平成10年より昭和音楽大学教授となり平成18年退職。平成18年4月より尚美学園大学客員教授となり現在に至る。平成18年2月日伊の文化交流に長年取り組んだことで、イタリア国大統領より「イタリア連帯の星」勲章のひとつであるコンメンダトーレ章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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