インドの正体―好調な発展に潜む危険

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  • サイズ B6判/ページ数 177p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594052485
  • NDC分類 302.25
  • Cコード C0095

内容説明

驚異の経済成長、地理的優位、民主国家、親日、勤勉、先進IT技術…想像を絶する格差社会、根強いカースト、泥沼の宗教問題、拝金主義、男女格差…現地徹底取材。

目次

第1章 社会(「手作り」の価値 ガンジーは糸を紡いだ;IT化が広げる格差 カーストの殻はまだ破れない;ボース伝説 国を揺さぶる英雄のミステリー ほか)
第2章 文化(化粧に目覚めた女性 私は文明を売って勝負する;歌と踊りの国民映画 マサラの味は変わらない;日本の養蚕技術の普及 牛糞信仰との闘いから始まった ほか)
第3章 ビジネス(「東からマネーはやってくる」 中国か、インドか;学校で中国と台湾が競い合う;インド人は「丸い地球」を利用した ほか)

著者等紹介

藤本欣也[フジモトキンヤ]
産経新聞シンガポール支局長。昭和38(1963)年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業し、韓国・延世大学に語学留学。平成2(1990)年、産経新聞社入社。平成10年から13年まで香港支局長、平成15年までブリュッセル支局長。外信部勤務をへて平成16年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mittsko

7
以前斜め読みしたのを、ふと思い立って再読…(*´ω`*) 一応南アジア研究者の端くれであるボクに、本書は新しい発見等をもたらしてはくれないのだが、「印度」を知ろうとする初動の生々しさこそ、この種のルポの醍醐味であります ⇒ 05年9月から翌4月まで、産経新聞の連載「巨象が動いた」計26回の大幅加筆、再構成版とのこと。著者は当時の同紙シンガポール支局長。91年末の「経済開放」から十年ほどの調整期間を経て、いよいよ世界的な経済アクターとして台頭してきた、そのタイミングをとらえたルポということになる。06年刊2019/02/14

mittsko

0
新聞記者の皆さんが 数年おきに印度時評をまとめてくれるのは、僕らにはとってもありがたい 読みやすいです ぜひお手に!2010/05/01

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