内容説明
裁判所の越権・違法行為がまかり通っている!主文を導くのに関係のない「蛇足」判決文の横行、違憲立法審査権を一般論に当てはめる権利の乱用、立法府の利息制限法の政策的配慮を踏みにじった最高裁の判決…。前横浜地裁判事による衝撃の判決批判。
目次
第1章 判決を神聖視するなかれ
第2章 徹底批判 靖国判決のでたらめ
第3章 徹底批判 尊属殺違憲判決のでたらめ
第4章 徹底批判 利息制限法一部空文化のでたらめ
第5章 でたらめの原因
第6章 でたらめ判決のもたらすもの
第7章 司法復憲改革の急所
著者等紹介
井上薫[イノウエカオル]
1954(昭和29)年東京生まれ。東京大学理学部化学科卒、同修士課程修了。民間企業の研究所に勤務した後、独学で司法試験に挑戦し合格。86年判事補、96年判事に任官。2006年4月、横浜地裁判事で退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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