内容説明
グリフターズ―詐欺師たち。口先たくみに人をだまして、小銭を稼ぐ男ロイ。だが、今日は運悪く見やぶられ、ひどく殴られてしまった。ロイが適切な処置をしなければ、彼の命はあと3日…ロイがこんなふうになったのは、14歳ちがいの若い母親リリイの影響だ。そしてロイには、もうひとりの女性モイラがいる。この3人がLAに集うとき、運命はもつれ、愛憎と欲望はからみあい、先の見えない悲劇が転がりだす…ノワールの鬼才ジム・トンプスンが放つ、悪党どものドラマ。
著者等紹介
トンプスン,ジム[トンプスン,ジム][Thompson,Jim]
1906年生まれ。職業を転々としながら作家活動をつづけ、42年に初長編を出版。49年に犯罪小説に転じ、その後、ペイパーバック・オリジナルを書きとばす。50年代なかば、S・キューブリックの映画製作にかかわる。小説が斜陽となると、TV脚本にも従事。作品がすべて絶版の状態で、77年に死去。死後、ようやく作品の再評価がはじまった
黒丸尚[クロマヒサシ]
1951‐93年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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