内容説明
エミリーは、おばあちゃんの付き添いでスイス周遊の高齢者向けツアーに参加し、ルツェルン湖畔にやって来ていた。いざ着いてみると、ホテルの設備は問題大あり、食事はイマイチ、ご長寿連はやたら時間にうるさい。げんなり気味の最初の晩、添乗員が謎の死をとげる。臨時の添乗員代行をおおせつかったはいいものの、川に落ちるは歯は折れるはで、もうさんざん。おまけに今度はツアー客が崖から転落死して…もしかしてこれって連続殺人?気鋭の女流が贈る、爆笑必至のユーモア・トラベルミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
11
ユーモアがなくもないけど。スイスのお国柄がわかっておかしい面も2012/02/11
あつぼう
9
トラベルミステリー第1弾。旅先でここまでトラブルに巻き込まれるのって最悪。ホテル側の対応も最低やし、エミリーにとっては踏んだり蹴ったりのスイス旅行です。高齢者向けのツアーって事もあって一筋縄ではいかない老人ばかり。そこに殺人事件まで起こってしまうし・・・。際立った面白さはないのですがトラベルミステリーならではの面白さはあると思います。ただ登場人物が多すぎて何回も人物紹介を見ないと誰が誰なのか分からなくなるのが欠点。存在感の薄いキャラもいてるから尚更です。今後も添乗員という事なんで登場人物が多いんやろうな。2011/12/28
ワコ
1
決してつまらなくはないんですが、キャラが多すぎるのと展開が読めすぎるのが難。主人公を次から次へと襲う災難も、「トラブルに巻き込まれる→別の方法をとらざるを得なくなる→新しい発見がある」とかでなく、単にひどい目に遭うだけなので、読んでて笑えない。あと超美形の刑事に一目惚れ?される理由もよくわからなかったし。とはいえコージー系が好きな人なら十分、楽しめると思います。2011/12/06
ぱでぃんとんⅡ
1
再読。主人公に次々と襲いかかるトラブル。旅行先ならではのトラブルも多いけど、ここまで続くと本当に主人公が気の毒になってきます。続きが本国では出ているので、読んでみたいんだけど、発売から3年…。あまり売れなかったのかな?主人公よりも、何事にも動じないおばあちゃんが好きです。2009/09/28