内容説明
フィリピン、パラオ、台湾、韓国、マレーシア―解放のために日本が捧げた気高い魂と血は間違っていなかった!著者渾身の取材ノートが証明するアジア近代史の真実がここに。
目次
第1章 フィリピンに散華した神風(アジアの中のラテン;フィリピンの独立を封殺 ほか)
第2章 ペリリューに散った最期の桜(日本統治時代の遺産;玉砕の島ペリリュー ほか)
第3章 台湾、その麗しき大和ごころ(元日本人・老台北との出会い;二・二八事件 ほか)
第4章 封印された日韓交流秘話(大韓帝国;知られざる安重根の素顔 ほか)
第5章 アジアの曙、マレー独立の戦い(真珠湾か、マレー半島か;コタバルの海岸今昔 ほか)
著者等紹介
井上和彦[イノウエカズヒコ]
1963(昭和38)年、滋賀県大津生まれ。法政大学社会学部卒業。ジャーナリスト。国際情報誌「SAPIO」(小学館)をはじめ、「正論」(産経新聞社)、「諸君!」(文芸春秋社)その他一般雑誌で執筆活動を行う。専門は国際政治、軍事、戦史、台湾・韓国事情など。その他、部外講師として自衛隊の各基地・学校機関における講演も行う。現在、スカイパーフェクTV767チャンネル「日本文化チャンネル桜」でキャスターを務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mazda
30
ペリリュー島という存在について、天皇皇后両陛下がご訪問なさったことで初めて知りました。少しでも知りたいと思いこの本をとりましたが、こんな激戦の地があったことを知らないで生きてきたとは、本当に情けない限りです。遺骨収集団の一員として参加された井上さんですが、そのときの団長が東條元総理のお孫さんである由布子さんだったそうです。彼女は、拾った遺骨を胸に「ごめんなさいね。一緒に日本に帰りましょう」と涙にくれたそうです。本当に勇気がある方であり、収集に同行した当時の海兵隊員が最大の敬意を払いたい、と語ったそうです。2015/04/21
ぷれば
2
フィリピン、パラオ、台湾、韓国、マレーシア…過去と現代をつなぐ取材をもとに、かつて侵略=謝罪すべきと刷り込まれた我々日本人の意識を根底から、覆す事実も多い。私もマレーシア旅行で同じような体験したので、今ならわかります。2014/11/25
北本 亜嵐
2
「日本はアジア諸国を侵略してきた…」そう教えられてきた近現代史。作者が訪ね歩いた東南アジア諸国では日本軍が欧米諸国から解放してくれたと敬意と感謝の言葉を耳にすることが多かったとか。封印された「近現代史」のカギを開ける一冊です。2014/08/24
0717
1
『フィリピン、パラオ、台湾、韓国、マレーシア…。日本近現代史、アジア近代史の真実を掘り起こそうとした、著者の一連の取材旅行を通じて見知ったことを記す。』 2012/01/25
guncrazy25
0
★★★★2015/10/02