内容説明
「日本人拉致」も「核開発」も大韓航空機爆破事件をはじめ、数々の「テロ事件」もすべて金日成の指示によるものだった!北朝鮮の政策を決定してきた非公開文書「金日成秘密教示」を元幹部工作員が日本に向けて初めて公開する。
目次
第1章 ソウルからの報告(あいまいな不安のなかで;「国家保安法」の行方 ほか)
第2章 指導核心班工作員金東赫の告白(工作機関の概要;一般教示と秘密教示 ほか)
第3章 「金日成秘密教示」(「金日成秘密教示」を読む;後継体系擁立 ほか)
第4章 北朝鮮の対日工作(同胞(在日韓国・朝鮮人)スパイ密派(秘密派遣)工作
渡日留学生スパイ工作 ほか)
著者等紹介
金東赫[キムトンヒョク]
元北朝鮮指導核心班工作員。現在は韓国に帰順している
久保田るり子[クボタルリコ]
成蹊大学経済学部卒。1975年、産経新聞入社。『夕刊フジ』を経て、1987年、韓国延世大学語学堂留学。その後東京本社外信部勤務、防衛庁防衛研究所一般課程で安全保障問題を研修後、東京本社政治部、外信部デスクを経て、2003年7月よりソウル支局特派員
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